透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

なごり雪と新北のうた暦と

2024-04-02 19:49:14 | 日記

晴れ。最低気温0.2℃、最高気温5.6℃。

朝方、ところどころに残っていた昨夜からの雪はみるみるうちに解けていきました。

なごり雪のはかなさに何か言い残すことはなかったのかと聞きたい気もして・・・・。

午後から野幌森林公園へ。

昨年より雪解けが遅れている大沢口付近です。

とはいえ、春の暖かな日差しは草木の命をふくよかにし、芽吹きを促しているようでした。

 

万人の魂には一定の重さがあり、亡くなると同じだけ軽くなるという説があるのだそうです。

また、古来、白鳥はあの世と通じていたとのこと。

掲出歌は、白鳥の一枚の羽を魂に見立て、「死後のわれより軽きたましひ」と死後の自分の魂より軽やかだと憧れをもって詠まれていると解説は結ばれています。

「白鳥のいちまいの羽拾ひたり」の羽に宿る魂は軽やかで、それは純粋さに裏付けられているようにも思えます。

上の句から美しいドラマの始まりを予感させられました。

 

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
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