透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

一歩一歩

2021-08-21 19:44:04 | 日記

晴れ。最低気温18.2℃、最高気温26.5℃。

術後2か月と6日目です。我家から野幌森林公園ふれあいコースから大沢口までを往復歩くことができました。

ふれあいコースからくねくねと曲がりくねった道を辿り、見慣れた景色を眺めながら歩を進めていくと、目の前に自然ふれあい交流館の建物が見えました。このコースの終点近くです。途中でトンボをカメラで捉えたり、セイタカアワダチソウに止まるチョウを目で追いかけたりと、横道にそれながらの散歩でした。

自然ふれあい交流館前の木陰にはテーブルとベンチがあり、そこに腰を下ろすと涼しい風が吹き渡っていきました。向こうの緑の野原で、幼い男の子がカゴを首から下げ、捕虫網を持って駆け回っている姿が見えます。まるで夏休みの絵日記の1ページにありそうな光景に口元がほころびました。

今日は今まで封印していたふれあいコースから大沢口までのコースをかれこれ半年ぶりに歩き、秋めいてきた風景に浸ることができました。我家まで往復できたことも、その後の膝の具合がまあまあなのもものすごく嬉しいことです。


さて、「散歩」はいつ頃からあったのか気になったので、ウキペディアをのぞいてみました。

それによると、散歩という行動スタイルは古くからあったようで、ギリシャのアリストテレスは弟子たちと散歩しながら語り合うことを好んでいたようです。

近年ではドイツの数学者ガウス、思想家ジャンジャック・ルソーなどの巨匠の名が挙げられていました。

日本では京都に「哲学の道」という散策路がありますが、哲学者の西田幾多郎などが歩いた道とのことです。


 

コメント
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