透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

コラム「幼稚化する社会」

2013-09-17 19:45:29 | 日記

晴れ。最低気温11.5℃、最高気温23.9℃。

先日、北海道新聞(夕刊)に興味深いコラムがあった。「幼稚化する社会」、なるほど・・・・・・、確かに・・・・・、身につまされながら、「”仕方ない”と思う大人」の一人かななどとも自問してみた。

このコラムの後半「社会が幼稚化するにつれ、世の中に”遊び”がなくなっている。遊びとは、自分で責任をもち、自分で裁量し、自分で決断することを、社会が任せている部分である。」

そして、「一方、現代社会は、不祥事やクレームが発生すると規則で縛ろうとする。その多くは”禁止”措置である。成熟した社会では遊びを認め、話し合いを通じた解決をはかることができるが、幼稚化した社会では、自らの責任を恐れ、何か問題が発生すると、対話による解決よりも禁止で対抗しようとする。」

それで、年々、何か得体のしれない圧迫感や閉塞感に息が詰まりそうになるわけかなどと自分なりに(自分の都合が良いように)思った次第。

       

本日付北海道新聞の日刊紙には、JR北海道の運転士が今月7日、自動列車停止装置の操作ミスで非常停止した特急列車のATSのスィッチをハンマーでたたいたり、足で蹴ったりして、レバーを折るなどしたとの記事が掲載されていた。JRは相次ぐ事故や不祥事が重なっていた。「『次に何か起きればまずい』というピリピリした中で、問題の運転士は思わずパニックになったのでは」との別のある若手運転士の話が気になる。

コメント
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