♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

Vol.40 母校愛

2006-01-11 | Wed:フミナの恋愛哲学&心理学
皆さんにも少なからず母校愛というものがあると
思います。

自分が通っている学校、通った学校、卒業した
学校は愛着が湧くものですから、会ったことが
なくても母校の先輩や後輩などが活躍して
マスコミを賑わせていたりすると嬉しくなるもの
ですね。

しかし、私は高校在学中の頃、自分の通っている
高校が嫌で嫌でたまらなかったのです。親は
名門らしきその公立高校へ行かせたかったようで
「その高校に合格したらピアノを買ってあげる。」
という言葉に私は釣られ、その高校を受験し、
合格してしまいました。

合格発表の日、もちろん自分の受験番号があったのは
嬉しかったのです。その2時間後に入学者の説明会が
あり、母親とともに出席しました。

その説明会で、私は既に「えらいとこに入って
しまった~。」と思ったのです。説明会なのに、
ある先生からは入試の成績が悪かったと説教を
受けたことが衝撃的でした。

それから自由を奪われたような感覚か錯覚かで
勉強を強いられる環境に、私は入学して1ヶ月も
経たないうちに高校を辞めたいとまで思ったのです。

それでもどこから聞いたか「高校のときの友達は
一生の友達」みたいなことを諭され、確かに
高校1年のときにできた友達は素晴らしくかけがえの
ないもののように思い、お互い支えあいながら私は
辞めることなく無事に卒業したのです。

不思議なことにあんなに嫌だった高校は、卒業して
から好きになったのです。

大学で教育実習があったのですが、自分の母校で
教育実習をさせてもらえることがどれだけ嬉しかった
ことでしょう。

私にもそういう“嫌な時代”はあったのですよ。
でもそれをどう乗り越えるかが重要なポイントですね。
誰しもそういうときは訪れます。けれど、踏ん張って
乗り越えたその先にはきっと気持ちのいい眺めが
待っているはずです。そのときは何も見えなくて
不安なことも多いでしょうが、努力は必ず報われます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 荊芥連翹湯 | トップ | 子音zh Vol.41 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Wed:フミナの恋愛哲学&心理学」カテゴリの最新記事