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♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

母音と子音  Vol.2

2005-04-15 | Fri:発音だけで英語マスター!!
私たち日本人は普段何気なく日本語を話していますが
自分が話す日本語をどのように発音しているか気に
留めたことがありますか?

言語学をされている方で発音学について学ぶとき、
幼児や日本語を学ぶ外国人に正しく日本語を教えるとき、
アナウンサーを目指す方で発音を気にされるとき、私のように
歌のレッスンで発音を考える(意外と重要なんですよ!)
とき・・・あんまりなさそうですね。

特に唇や舌をどう動かすかまでは考えないと思います。
ですから、普段使っている日本語について、先に考えてみて
それから英語の発音に取り組んでいきましょう。

まず、発音には母音と子音があるのはご存知ですね。
しかし、母音とは何でしょう? 子音とは何でしょうか。

母音とは「息が唇や舌などによって邪魔されず発声された音」
です。逆に子音は「息が唇や舌などによって邪魔され変化した
音」ということになります。

ここで注目していただきたいのは、母音では息が邪魔される
ことがないのですから、それだけでは音になりません。
つまり必ず“声”を伴うものなのです。それに対して子音には
“声”を伴うものもあり(有声)、声を出さないもの(無声)が
あります。さらに、唇や舌などで息を妨げそれによって生じる
音が混ざりますので、母音よりも種類が多くなります。

日本語の発音を体系的に考えると、「ん」を除いては子音を
単独で発音することがありません。“母音のみ”か“子音+母音”で
成り立っていますよね。そして、その発音されるそれぞれの音に対して
1文字ずつ平仮名もしくはカタカナを割り当てることができます。
母音中心の言語ということになり、息というよりは声をいつも出して
発音していると言っていいでしょう。

ところが、英語は子音中心の言語なのです。母音の後に子音を
欲しがる発音体系です。そのため、母音で終わる単語は少ないでしょう。
ですから英語は声だけではなく息も重要になってきます。そういう
わけで、前回説明したように腹式呼吸で息を出すことが大前提と
なってくるのです。

日本人は子音を単独で発音することが苦手です。腹式呼吸で
息をたくさん出し単独で綺麗な子音を発音することができるように
なれば、ほとんど英語の発音はマスターしたも同然になります。
子音がきちんと発音できると、“子音+子音”と子音が連続する
発音も苦なく、さらには子音が3つ連続する発音も問題なく発音
できるようになるでしょう。(ちなみに英語は子音が連続するのは
3つまでです。)

とりあえず次回からは、子音より比較的簡単な母音から説明して
いきたいと思います。今は腹式呼吸で日本語でも話すことを
心がけてみてください♪
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