音楽を奏でる喜び

2015-11-27 21:55:07 | 
娘は今、スズキの教本1巻の「クリスマスのうた」を練習している。
アウフタクトが難しくて最初は難儀したが、徐々にボウイングや
音程が安定してきた。

しかし娘の演奏を聞いていると、すごぉくテキトーで雑に弾いて
いるように聞える。
何も考えず、ただ決められた音を出すだけっていう感じ。

4歳の子供に難しいかなと思ったが、どうしても聞くに堪えなくて
「もっとステキに、うたを歌うみたいに弾いてみて」と言った。

そうしたら娘はスッと集中して、ちゃんと歌うみたいに弾いた。
もちろん娘なりに、できる範囲でだが。
でも、毎日練習を見ている私は驚いた。
娘でも音楽で何かを表現しようとできるのだと。

弾き終えて、とてもステキで良かったよと褒めると、娘は
「私、なんだかお花畑にいるみたいだった」
とニコニコして言った。
どうやら娘は音楽を奏でる喜びを初めて体験した様子。

そうそう私は、上手になるのも大事だけど、こんな風に音楽を
奏でる喜びを知って欲しくて娘にバイオリンを持たせたのだ。

嬉しかった。やっぱり音楽ってスゴイ!と感動した。
日々の練習で怒ったり憤ったりしながらも、娘がバイオリンを
弾くことを通して、私も有難い経験をさせてもらっていると思う。

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