遊観遊音さんが、8月7日4時半からと、6時半からの2回公演をしました。いずれも藤棚の下で、一回目は祭りをテーマにさまざまな民族音楽を思わせる音、最後は日本の祭りでノリノリの演奏を見せ、2回目は打って変わって、地の底、水底からの地霊を思わせる声を響かせながら、聴く人を異界に引込みました。夕日に染まる空を背景にその多彩な音色を存分に聴かせてくれました。
2回の公演の合間に茅原登喜子さんが三歳の娘さん・つむぎちゃんと共に、公開展示をしました。観客のお子さん達も加わり、カラフルな木片を展示? 散らかしているだけ? と興味津々見ている内に、思いがけずにすてきな配置に納まっているのでした。
そして日没後の7時半、上空に半月が雲間に現われては隠れる頃、丹羽洋子さんの登場です。こちらではうまく写真が撮れなかったので、丹羽さんのHPご紹介します。
https://akamomo.hatenablog.com/entry/2022/08/08/114850
幽玄さを増した、むしろ「舞」といいたくなる動き。静かに目覚めた体がゆっくりと地に足をつけていくようで、たかはし藤水さんの竹のインスタレーションの中で、自然との対話をしているようでもありました。
お知らせ:夜7時まで開場しています。日没と共にお楽しみ下さい。