ギャラリーと図書室の一隅で

読んで、観て、聴いて、書く。游文舎企画委員の日々の雑感や読書ノート。

丹羽洋子さんのコンテンポラリーダンス~2月27日アルフォーレ~

2021年02月09日 | お知らせ
昨年8月、游文舎企画展野外篇「夏の庭」ですばらしいダンスを披露して下さった丹羽洋子さんが、冬の音市場に出演します。今度はアルフォーレ大ホールを使ったソロダンス。4年前に柏崎に移住して来たという丹羽さん。雪に埋もれ、雪に向き合い、雪をテーマに今イメージを熟成中とのこと。ぜひご高覧下さい。


          「夏の庭」2020年8月15日


以下、丹羽さんのホームページより。


2月27日(土)冬の音市場2021@アルフォーレに出演します。

私の出演は第2部の最初、16:20〜16:40の予定です。



冬の音市場2021によせて。



新潟に来て4年、雨の多さ、雷の多さ、夜の暗さ、虫の多さ、草の勢い、もちろん雪も。ときに荒々しい様子を見せる自然を肌で感じるようになりました。雪はとても美しく、しんと静まりかえった白い世界には足を踏み入れるのを躊躇させるものがあります。危険もあるけど雪や氷の見せてくれる表情の豊かなこと。雪に閉じ込められる冬も悪くないと思う。



空が広く海も山も近いところに住むようになり、心も身体も健康で私なりの持続可能な暮らしというのを模索しながらの生活。自然の恵みをいただいてそのゆりかごの中で暮らしているような感覚になります。自然について、地球規模での環境について、関心を持つようになりました。



今回踊る機会をいただき、まず身体の欲求として床をゴロゴロしたいというのがあって。(笑)そして1月の大雪があり、しばらく雪のことしか考えられない日が続きまして、もうこれは雪をテーマに踊るしかないなと。そんなところから出発している作品です。白のバリエーション、どうぞ会場でお会いできますように。