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ギャラリーと図書室の一隅で

読んで、観て、聴いて、書く。游文舎企画委員の日々の雑感や読書ノート。

初夏の庭24日イベントご報告

2025年05月24日 | 游文舎企画

遊観遊音さんの演奏と丹羽洋子さんのダンスがコラボ。作品から自分だけに聞こえる声を聞き取り、新緑の庭の空気をまとって、即興のパフォーマンスです。今、ここにしかない音、動き。

引き続き遊観遊音さんは屋内で、様々なモノからオトを生み出します。最後は会場に集まった人たち各々が好きな道具を持って、たたき始めて、いつのまにか息ぴったり。音楽って、実はこんな風に始まり、楽しまれていたのではなかったかと素直に感じられた時間でした。

番外のダンスも。芝生から生まれた妖精たち。

 


初夏の庭 開催中その2

2025年05月15日 | 游文舎企画

緑の風の中で、凛としたたたずまいを見せる女性像。田端優子さん。

 

こちらも草原にすっくと立つ女性像、鉄片を溶接するという独自の技法で作る杉崎那朗さんの作品。

前山忠さん。自然を圧することなく、さりげなく風景を切り取ります。

自由の女神が合掌しています。「Amerikan democracy has collapsed」藤井芳則さんの作品。

不可思議の森の住人たちはどこからやってきて、どこに行くんだろう。ひとしきり庭で鳥たちと遊んで。

星野健司さんの、「かわいい」鉄の作品。


初夏の庭 開催中 

2025年05月14日 | 游文舎企画

爽やかな気候の中で、作品たちが伸び伸びと深呼吸しているようです。ぜひご高覧ください。

関根哲男さんの「赤ふん」シリーズは、空中遊泳です。風の中を赤ふん少年たちが楽しそうに泳いでいます。

猪爪彦一さんの「テント」の中には、時間と記憶が隠されているのでしょうか?

霜鳥健二さんの作品は「大地の芸術祭」に出品した人物像を再配置。すべてモデルあり、亡くなられた方もおられるとのことですが、簡潔な像の中にそれぞれちょっとした特徴を捉え、懐かしさと新たな記憶の場を造り出しています。