本日、「初夏の庭2025」展、終了いたしました。
出品してくださった皆様、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
遊観遊音さんの演奏と丹羽洋子さんのダンスがコラボ。作品から自分だけに聞こえる声を聞き取り、新緑の庭の空気をまとって、即興のパフォーマンスです。今、ここにしかない音、動き。
引き続き遊観遊音さんは屋内で、様々なモノからオトを生み出します。最後は会場に集まった人たち各々が好きな道具を持って、たたき始めて、いつのまにか息ぴったり。音楽って、実はこんな風に始まり、楽しまれていたのではなかったかと素直に感じられた時間でした。
番外のダンスも。芝生から生まれた妖精たち。
アーティストトークの様子です。
田中幸男さん 菱形は1の2乗、2の2乗、3の2乗、4の2乗……でできていくのですね。幾何学的アート。
ARI ROAD BANDによる熱演1時間。
緑の風の中で、凛としたたたずまいを見せる女性像。田端優子さん。
こちらも草原にすっくと立つ女性像、鉄片を溶接するという独自の技法で作る杉崎那朗さんの作品。
前山忠さん。自然を圧することなく、さりげなく風景を切り取ります。
自由の女神が合掌しています。「Amerikan democracy has collapsed」藤井芳則さんの作品。
不可思議の森の住人たちはどこからやってきて、どこに行くんだろう。ひとしきり庭で鳥たちと遊んで。
星野健司さんの、「かわいい」鉄の作品。
爽やかな気候の中で、作品たちが伸び伸びと深呼吸しているようです。ぜひご高覧ください。
関根哲男さんの「赤ふん」シリーズは、空中遊泳です。風の中を赤ふん少年たちが楽しそうに泳いでいます。
猪爪彦一さんの「テント」の中には、時間と記憶が隠されているのでしょうか?
霜鳥健二さんの作品は「大地の芸術祭」に出品した人物像を再配置。すべてモデルあり、亡くなられた方もおられるとのことですが、簡潔な像の中にそれぞれちょっとした特徴を捉え、懐かしさと新たな記憶の場を造り出しています。