一打必殺の左で
モレノ選手をリングに大の字
との期待は叶わず
逆に
負けないはずの山中選手が
あわや!の展開で
ハラハラ、ドキドキの
試合となりました
もう今からの年齢では
難しいと思いますが
決めの左パンチをオトリにして
リードパンチの右で
勝負出来るように
これまでの数年間に
準備しておきたかった
この試合
世界のバンタム級では
共に実力者で
山中選手の左強打を持ってしても
思い通り行かない試合となりました
ただ本来
世界タイトルマッチとは
そういう厳しいもので
日本で相当な実力があっても
様々な階級で
世界のカベに阻まれてきました
パスカル・ペレスに挑んだ
米倉健二さん
矢尾板貞雄さん
ポーン・キングピッチに挑んだ
関光徳さん
野口恭さん
フラッシュ・エロルデに何度も挑んだ
小坂照男さん
デビー・ムーアに2度挑んだ
高山一夫さん
シュガー・ラモスに挑んだ
関光徳さん
エディ-・パーキンスに挑んだ
高橋美徳さん
・・・etc
皆,当時の
世界チャンピオンは
強かった事を考えると
現在
日本の誇る世界チャンピオンの
ひとり
山中選手でも
昔なら
王座を獲得するのには
大変険しい事であったであろうと
モレノ戦を観ながら思いました