深川小学校 日々のできごと

深川っ子の学習や生活の様子、季節、地域の話題をお届けしています。学校をより身近に感じていただけたら幸いです。

第1回 おはなし会

2012年12月18日 | 学校生活

12月12日(水)の20分休み。

図書室で、図書ボランティアによる『おはなし会』がありました。

たくさんの子どもたちが図書室に集まっています。

第1回のおはなしは、おなじみのちょっとこわーい「ゆきおんな」と、

ぼたもちがかえるに変身?の楽しいお話「ぴょんぴょんぼたもち」でした。

第2回は1月16日(水)の予定です。お楽しみに!

 

こちらは図書室に設置された寄贈本コーナーです

ご家庭で読まれなくなった本をどうか図書室にお持ち下さい。

こどもたちと本との多くの出合いがうまれますように、

ご協力をよろしくお願いいたします。

 

(author:HPボランティア)

 

 

 


3年生 お豆腐作り

2012年12月15日 | 学校生活

12月6日(木) 3年生が『お豆腐』作りに挑戦しました。

3年生は春に大豆をまき、夏に枝豆を育て、それが大豆になるまでの様子を、

夏休みも水やりを欠かさずにずっと観察してきました。

そして秋に大豆を収穫しました。

 

いよいよ今日は手作りの豆腐を作ることになりました。

前日にみんなで水につけておいた大豆です。

手をしっかり洗ってから作業を始めます。

大豆と水をミキサーにかけ、ツブツブ感がなくなるまで

なめらかにします。できたものを呉汁といいます。

  

呉汁を鍋に入れて焦げないように10分程かきまぜながら

煮立たせます。

 

  火加減は大丈夫かな?

  

 吹きこぼれる直前に火を止め、しぼり器にうつします。

しぼりべらを使って「ぎゅっぎゅっ」と押して、

「おから」と「豆乳」とに分けます。

  

豆乳を再び火にかけ、78℃まで温めたら「にがり」を入れ、

ゆっくり3回ほどかきまぜ蓋をして20分待ちます。


 20分後、布を敷いた木製の型に静かに流し込みます。まだおぼろ豆腐状態です。

ペットボトルで重しをして水分を押し出します。うまく固まるかな・・・?

  

型を外して包んだ布を広げてみると、大成功!とてもおいしそうな木綿豆腐が出来上がりました。 

いよいよ試食です。おからもお豆腐もとてもおいしく出来ていました。

自分たちで作った出来たてのお豆腐はどうでしたか?の問いかけに、

「お店で買うよりも自分たちで作った物のほうが、おいしく感じます。」

「お醤油をかけるとよりおいしいです。」

などの感想があがっていました。

 

種から水やりを欠かさずに育て収穫してその恵みをいただく学習活動は、学年によって野菜や豆や芋やお米などで取り組んでいます。何でも簡単に買える世の中だからこそ、こどもたちにはぜひ手作りの大変さや自然の恵みの有り難さに気付かせたいと思います。<学校から>

  

(author:HPボランティア)

 


学芸会番外編~アート・ゲスト・保護者・裏方・幕間の児童~

2012年12月14日 | 学校生活

 学芸会の関連画像をもう少し紹介いたします。

 校内のアート

  

 

 黄色やオレンジの葉っぱを散りばめて、晩秋が表現されています。玄関前から体育館までの廊下や階段付近にも児童の作品がたくさん掲示されていました。プログラムのイラスト募集には、たくさんの力作の応募がありました。

 ゲスト&保護者

白河かもめ保育園と森下保育園のこどもたち(児童鑑賞日)。再来年の学芸会では、児童としてここにいるかもしれませんね。

         

實川前校長先生、景山元副校長、そして、深川小学校で教鞭をとられていたなつかしい先生方が教え子の活躍を観に来てくださいました(保護者鑑賞日)。画像はありませんが、卒業生たちもたくさん来ていました。

     

受付のP役員さん(ありがとうございます!) & 会場いっぱいの保護者の方々

      

 児童鑑賞日のショット特集!

水野校長先生のスピーチ。小さなこどもたちにもわかるように、やさしいことばを選んでいらっしゃいました。

 

開幕前の5・6年児童主導による「まくをあけるうた」(左)と、歌う2年生(右)。左の画像の右端には、数分後の本番を控える1年生がすでにスタンバイしています。

    

各演目の幕間、大道具が入れ替わる数分間には、5・6年生の集会委員によるクイズ・タイムもありました。(児童鑑賞日)

6年生の「エルコスの祈り」を熱心に観劇する1年生。エルコスがワイン入りの「燃料」を飲まされるとき、「だめ~!」、「だめ~!」、と思わず声が上がりました。

 

放送・進行担当の5・6年生と先生方

           

大道具担当の5・6年児童と先生方は、体育館の壁近くに待機し、ささっと運んだり片付けたりしました。

                

作品と作品の合間のわずかな休憩時間に、スピーディに確実にセットを替える様子は見事でした。

         

照明は出演しているこどもたちが交代でやっていました。軍手をして、スポットライトを操ります。

    

  マスコットたちは、ずっとにこにこしていました。

深まりゆく秋の校舎で、こどもたちは力を合わせて創作し、演じ、歌い、働き、それぞれが緊張し、楽しみ、笑い、たくさんのことを学んだことでしょう。

       

(author:HPボランティア)

 

  


学芸会 6年生 『エルコスの祈り』

2012年12月13日 | 学校生活

学芸会のとりを飾るのは6年生の『エルコスの祈りです。

先生方の熱心な指導のもと、一生懸命、練習を積んできました。

6年生全員が協力し合い、大道具、小道具、衣装も手作りして、

小学校6年間の集大成とも言える立派な舞台が出来上がりました。

2062年、ここは50年後の地球。未来の学校、ユートピア学園では

落ちこぼれ、問題児と決めつけられたこどもたちが、

厳しい管理のもと、夢や個性を奪われて生活していました。

  

ドラムとピアノの演奏が始まり、いよいよ幕があがりました。

ステージにはユートピア学園の教師たち。

客席の中央からは、生徒たちが入場してきました。

ユートピア学園のこどもたちは訴えます。

「お父さんもお母さんも夜遅くまで帰ってこない。

一人でいるのがさびしかったんだ。だから夜の町に出てみただけ!」

規則で縛り上げ、服従と忍耐を強いる教師たち。

規則を破った生徒は体罰ロボットに罰せられてしまいます。 

 

 

こどもたちに笑顔を取り戻してやりたいと思っていたストーン博士は、

アンドロイド・エスパー・ロボット「エルコス」を作り、学園に連れてきました。

人間にそっくりで、掃除、洗濯、生徒たちのしつけ、

教育までなんでもできるエルコスを、

理事長は教師として採用することにしました。

ただ一つ、重要なことは、エルコスのエネルギーFZI(エフ・ゼット・アイ)に

他の物を絶対に混ぜてはいけないこと。

他の物が混ざったFZI(エフ・ゼット・アイ)をエルコスに与えると、

エルコスは、気化して、消滅してしまうのです。

エルコスはこどもたちに色とりどりの服をつくり、反対する教師たちを退けました。

夢や希望を語り合い、やがて、こどもたちは笑顔を取り戻していきました。 

しかし、小さいころから、親の代わりに、ロボットに見張られて過ごしてきた

ジョンとポールとチェリーだけは、エルコスのことを嫌っていました。

また、支配力を失ってしまった教師たちも、エルコスを憎んでいました。

ジョンたちにFZI(エフ・ゼット・アイ)のことをきいた教師たちは、

金庫の中にあるFZI(エフ・ゼット・アイ)と理事長のお金を手に入れようとします。 

教師たちはジョンたちに言います。

「エルコスに金庫を開けさせれば、この学園から逃がしてやる。」

ジョンとポールとチェリーに、「自分達を信じているなら金庫を開けられるはず」

と言われて、エルコスは金庫を開けてしまいます。

金庫が開くと、教師たちは、ジョン、ポール、チェリーを人質にとり、

FZI(エフ・ゼット・アイ)に混ぜ物をいれて、理事長のお金をもって逃げ出しました。

エネルギーが切れて倒れているエルコスを発見したこどもたちは、

エルコスにFZI(エフ・ゼット・アイ)を飲ませてしまいます。

教師たちを追いつめ、取り囲むこどもたち。

もうすぐ消えてしまうエルコスは、

教師やジョンたちを責めるこどもたちに語りかけます。

「許してあげて、みんな、人間の心にあるものの中で、

一番うつくしいものは「許す」という気持ちなの。

心の中には、素敵な物がいっぱいあるわ。

優しい思いやり、いたわりの言葉、素直な心、共に生きる喜び。

それをみんな忘れているだけなの。」

 ストーン博士がいいます。

「よくやったね、エルコス。こどもたちの顔を見てごらん。みんな、輝いている。

君と出会って一人一人が自分のすばらしさに気付いたからだよ。」

消えてしまったエルコス。がっかりするこどもたちにエルコスの声がきこえてきます。

「私はいつでも、いつまでもみんなのそばにいるわ。

みんなの素敵な心の中で、生き続けることができるの。

私は、いつでもみんなと語り合える、見つめ合えるわ。」

 

こどもたちが応えます

「私たちわかったよ。エルコスが教えてくれたこと。

人を許すことの大切さ。

自分を信じること。

勇気をもって思いっきり生きること。

エルコスの祈りは、ぼくたちに届いているよ!」

 

担任の先生が見つめるなか、

舞台は感動のフィナーレを迎えます。

 

 思い出そうすてきなこと、心こめて語りかけよう 

 いつの間にか忘れていた 愛の言葉、そのぬくもりを 

 苦しみを分かち合う すばらしい仲間 

 ほほえみが 今 よみがえる優しさが 

 いつの日にも どんなときも 

 この手 つなぎ 生きてゆこうよ 

 

6年生のみんな、素敵な舞台を本当にありがとう。

みんなが、先生やお友達と協力しあいながら作り上げた

このすばらしい舞台を忘れないように、

私たちもすばらしい6年生のみんなを忘れません。

先生方、こどもたちは、すばらしい思い出を作ることができました。

本当にありがとうございました。

 

(author:HPボランティア)

 

 


学芸会 5年生 『森は生きている』

2012年12月12日 | 学校生活

5年生の音楽劇 「森は生きている」

ロシアの冬の物語を、43人が力を合わせて演じました。

 

語り部のカラスは森の主。森に刻まれた百年の年月を知っています。

生命に満ちた森の世界。木々が枯れた冬も、雪の上で小動物が遊び、人間たちがたきぎを拾いにやってきます。この日は大みそか。たきぎを拾いにやってきたマルーシカに、老兵士は、「大みそかには、森でどえらいことが起こるらしい。」と、言いました。

 敏捷に動く小動物と淡々と日々を生きる人間たち

5年生は、オーディションで配役を決めたそうです。ひとりひとりが役になりきり、冬の寒さまで演じます。  

 その頃、お城では、騒動が起こっていました。

女王さまがどうしてもマツユキソウが欲しい、と言い出し、「手に入るまで新年は来ない!」と、宣言したのです。

 

女王・博士・大臣・メイドの見事な掛け合い

「マツユキソウを持ってきた者には、毛皮のオーバーと、かごいっぱいの金貨を与える」、というおふれが町に出されます。

りりしい役人さん!

かごいっぱいの金貨が欲しいまま母とお姉さんの言いつけで、マルーシカは夜の森へ、マツユキソウを取りに行かされます。

意地悪な役になりきる

12月の森にマツユキソウなどあるはずもなく、凍えて倒れたマルーシカを、りすやうさぎが心配そうに見守ります。

マツユキソウを探していつの間にか森の奥に入り込んでいたマルーシカは、やがて、森を司る真の主、12ヶ月の神様が新年をむかえる準備をしているところに出会います。

焚き火にあたるマルーシカ

12ヶ月の神様は、12人の兄弟です。やさしくてけなげなマルーシカを助けようと、4月の神様は、「1時間だけ時間が欲しい」と、兄さんたちに頼みます。

12ヶ月の神様たちは、お互いを敬愛しながら生きています。弟の願い出を快諾した1月、2月、3月の兄さんたちは、席を4月に譲ります。大みそかの日の次に、1時間だけ4月がすわり、マツユキソウが咲きました。

舞台の中央に進み出る4月の神様

奇跡のマツユキソウとマルーシカ

マルーシカは、「森の秘密を誰にも言わない。」と約束し、神様は、「困ったときに使うように。」と、マルーシカに指輪を与え、呪文を教えて別れます。

 

12ヶ月の神様たち。12の個性が見事に調和しています。

人間の世界に戻り、とってきたマツユキソウをまま母と姉に差し出すと、ふたりは得意げにお城に出向き、女王様に献上します。女王様は、大喜び。

「すぐに森に行って、もっと花をとりたい!」と、女王様が言うと、まま母と姉は、しどろもどろ。でも、ウソついたとは言えなくて、いっしょに森に向います。

そりに乗る女王様・大臣・博士・メイドとまま母・姉とマルーシカ

ロシアの真冬の夜の森は、人を拒絶する厳しさです。凍てつくやみで、道に迷い、疲れ果て・・・

わがままな女王様は腹を立て、何も言わないマルーシカから指輪を取り上げ、投げ捨てます。マルーシカが急いで呪文を唱えると、旋風とともに季節が早回りして、神様たちが現れました。

 

森の奇跡を目の当たりにした女王様はひざまずき、生まれて初めて頭を下げて、神々に助けを求めます。

12ヶ月の寛容な神様は女王を諭し、みんなの命を救います。

5年生が勢揃いした美しいフィナーレ

5年生は、6年生とともに学芸会の運営を担い、裏方としてもくもくと働きました。そして舞台の上では、小学校生活最後の「役者」として物語を創り上げ、光の中で輝きました。

舞台を降りる5年生ひとりひとりに、担任の先生がマツユキソウを手渡してくれました。

(author:HPボランティア)