ふかごろうキリスト教神学日記

キリスト教の神学について、ふかごろうが学んだことを記して行こうと思います。

新アウグスティヌス学派

2006-05-10 14:45:45 | キリスト教神学入門
<今日読んだ箇所>
「キリスト教神学入門、A・E・マクグラス著」:69頁

<新アウグスティヌス学派>

その後、「新しい道」への批判的な反応が登場しました。
これが、新アウグスティヌス学派です。

この学派のグレゴリウスは、アウグスティヌスの影響を受けた救済論を展開しました。
強調点は恵みの必要性や人間の堕罪と罪深さ、義認における神の主導権や神の予定に置かれています。
救いは全く初めから終わりまで神の業と理解されています。
「新しい道」の支持者は、人間が「最善を尽くす」ことで義認を始めることが出来るとしますが、グレゴリウスは神だけが義認を始めることが出来ると主張しました。

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