帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ジャンプ

2016年09月19日 | Weblog

ウインドサーフィンも、ある程度以上の強風下で乗れるようになってくると楽しいのがジャンプ。 

といっても、フリスタみたいなんじゃなくて、 普通にある程度のレベルになると波頭使って飛ぶやつなので、言い換えると誰でも出来るわけです。

風速が秒速10mを超えると、しかも昨日夜から吹き込んだ風が続いていたりするとベースとして波高1.5~2m位のうねりが起きる。

それに、その日の風によって巻き起こされる小波が乗っかり、 波頭が風で真っ白に砕けて横流れ+浜で激しい流砂が出来ると13m/s近い。

日曜日のマックス時はこの少し上くらいの風だった・・・・

浜より沖は更に風が強いので、多分15mくらいは有ったかな? あくまでも多分だけど。

 

秒速11mは 時速40kmの風なんで、 オーバーセイルをうまくコントロールしつつ、フィン抜け起こさせず、セイルパワーを無駄なく走るとセイルの揚力でこれ以上の速度が出て秒速15m~(時速53km)くらいにはなる。

ただし、平水面だと出るはずのその速度も、普通の海では波によるブレーキ作用?で速度相殺されてしまい、実際には最高で40kmくらいが限界だろうなとは思う。

昨日の状態なんかそう。

ウインドは風の速度がいくら早くても、相対的に自分の走る速度が早ければ、オーバーだろうがなんだろうか、特段力入れずとも走れるのですけど。

ボードの速度が落ちて、風との速度差が広がるほど、受け取ってコントロールするパワーが大きくなり難しくもなる=その際の技量がその人の能力でも有る。

もみくちゃにされるのも、必ず速度差が生じた時で、これって走り出しのときや、波をうまく使えずに速度が落ちたときも同じかな、  汗

話を戻して、

自分がいったいどのくらいの高さで、どのくらいの距離を飛んでいるのだろうか?と思うことが多々ある。

大抵は、うねり+小波を使って、高さ的には50cmで距離的には3mも行くかいかないか? 

 な~んだ! ←大した事が無い。

で、このところずっと、このジャンプを出来る限り大きく飛べないだろうか?とトライを続けていて、

あくまで感覚的なものだけど、高さにしてボトムから1.5~2m、飛距離にして10m程度は飛べる様になっているのではないか?と思う。

とにかく速度を殺さず、出来る限りきれいな形波(ジャンプ台)を見つけて、ボードの後ろを蹴り込むと同時に、セイルにぶら下がって飛ぶ。

ここ最近で一番飛んだとき(前々回の暴風時)は、多分1秒以上滞空していたので、高さにして2m(うねりボトムから)距離にして10~15mくらいは行ったのではないかな?と思っている。

当然、その直後の着水時衝撃はすごくて、半分バランスと姿勢が崩れたまま、ボードのテイルで次のうねりの中ほどに突っこんだ感じ。 うにに

瞬間、両膝の辺りまで水没して、これは急ブレーキと同じですから、その後もろにセイルで受けたブローでなんだかよくわからないまま必死で藻搔いて、なんとか立ち直らせたという、下手くそセイラーならではの笑える落ち。  ぎゃははは!

とにかく、大きく、高く飛びたくなって色々と思考錯誤を続けているけど、想像以上に難しい。

2~3時間で、おおきなジャンプは出来ても数回。

そもそも、ギャンギャンのオーバーセイルで海面飛ばしてジャンプはひたすら恐怖との戦い。

 

自分は”なんとかなんとか!” というフリスタ系の技を決める程の技量もないし、うまくもないし、ジャイブでさえもセイル落としまくるし、ただの普通ウインドサーファーでしか無い。

 

腕を上げることも考えてウエイブをやってみようか?と思うことも有るけど、 貧乏人の僕には、御前崎まで長距離運転して支払う高速代もガソリン代も無いし、 波に揉まれて壊れまくる道具を逐一買い換える経済的余裕なんて、当然にない。 

 

なにより、大怪我して仕事できなくなれば生活そのものが危なくなるので、思いはあれども自制しているんです。

 

そんなわけでね、 春から秋にかけて、暖かい風と太陽のしたで、少しだけ自然の力を貸してもらって楽しめれば十分、

その一つとしての、ジャンプトライですけど、今の目標は高さ5m ・・・かな!?