帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ガスセーバー(詰め替え)

2016年09月08日 | キャンプ

キャンプで欠かせないのがガス缶。

コンビニ他、どこにでも売っていて、ホームセンターやドンキホーテでお安く手に入るのが、いわゆるカセットガスのCB缶。

3本で250~300円程度とコストも安くて便利。

 

ところが、これをそのままキャンプ用のガス器具で使うには、アダプターを取り付ける必要が有って、下の写真の右ですけど、 これを器具との間に取り付けて使うしか無い。

カセットガス缶は、スリムで長細いために倒れやすくもあり、

照明器具だとミニガスランタンとかでは特段問題ないのですけどね。

ノーススターなどの中サイズから大きいサイズの物になると、 CB缶の高さが災いして吊るすとかしない限り、とてもではないけど使えない。

倒してホヤとか割るのが関の山ですから・・・・・・

他にも、器具的に仕様が制限される物もあり、例えると 僕が持っているキャンプ専用ガス炊飯器等とかですけど、基本的に250グラムの OD缶しか使えない物もある。

 

なので、カセットガス缶以外に、何本かはキャンプ用のガス缶を持っていて、時と場合似あわせてそれ使っている。

た~だ、これの問題はというと、そのコストの高さ。

250グラム程度の物で500~700円くらいして、 ブタンだけではないLPGの混ざった寒冷地仕様だともっと高かったりもする。

 

CB缶が100円程度のことを考えると、コスト的に5~7倍と激高で。

それが悩みのたね。

 

さらにキャンプしている人はお分かりだと思うのですけど、

キャンプ専用のOD缶はどうしても中途半端に残りが出て、次はそれから使えばいいのですけど、途中で交換するのがやたらと面倒な事からつい新しいのを出してしまう。

 

当然に中途半端なのが残ってしまい、最後には「エイ!面倒だ!!」と穴を開けて開放してしまったりした。

 

で、「なんとかならんかいな?」と思いつつも、カセットガスCB缶をメインにしている僕には、半分どうでもいいような感じ???でも有ったんですけど、

今回思い切ってガスセーバー(上の写真の左側)という物を買ってみました。

 

これまで使っていなかったので、面倒なら嫌だな~と思ったりもしたのですけど、

実際に詰め替えてみて、とても簡単なのに驚いた。Oh!

もっと早く買って入れば・・・・・・・・と今更く公開することしきり・・・・

 

これの使い方ですけど、 OD缶がねじ込める、メス口が上下に有って、ガス缶をそこに取り付けるだけ。

ガスセーバーはその間に介在するバルブと説明するとわかりやすいと思う。

もちろん安全で、詰め替えが楽なようにガスセーバーにしっかりした機械的構造が詰め込まれていて、それは上下のメス口内部形状の違いと、中に有るシールリングを見ただけで判る。

反対にして使わんほうがいいな・・・・と簡単に判る程。 

 

さて、実際に詰め替え、補填等をやってみた。

まずはOD缶同士。

補充される缶は冷凍庫の中、しばらく冷やしておいて、移し替える方は40度以下のお湯で温める

まず補充される缶を下にセット、そして補給する缶を上にセット。

 

後はバルブ開けば、勝手に上から下へとガスが移動していく。

シュ~という音とともに液体のガスが流れる音がして、それが修まったらガスセーバーのバルブを閉じて、上の缶を取り除く。

たったこれだけです。

 

注意:

ガスを入れ終わったら、缶を外に持って行き、下の写真の状態にしておいてバルブを開く。

*もしガスが入りすぎだと、間違いなく液体のまま生ガスが出てくるので、バルブをすこしだけ開け、気体のガスが安定して出てくるまで放出する。

この作業は極めて危険なので、絶対に火の気の無いところでやる。

一番良い方法はグラム単位で表示可能な測りに載せて、同じ缶の新品と同じ重量になるまで補給すれば良い。

こうして、液体のガスが出なくなったら、一度バルブを閉じ、缶を振って、またバルブを開け、その時に気体のガスだけが出てくればOK。

 

さて、中途半端の缶からの、移し替えをしましたけど、まだ少し入るそうなので、今度はそこにカセットガスのCB缶からガスを補充。

 

やり方は同じで、補充される缶を冷凍庫で冷やす。

補給する側のCB缶を40度以下のお湯で温めておく。

ガスセーバーを取り付けて、CB缶用のアダプターを缶に取り付けてから、ガスセーバーにねじ込む。

後はバルブを開ければ自動的に補給されていきます。

満タンまでそんなに空き空間が無いと思われる場合は、途中でバルブ閉じて、上の缶をアダプターごと取り外して、液体の生ガスが出てこないか?をチェック。

ガスを降って適度なエア空間が有るの程度のところで、補給を終了。

 

同じパターンで、空になったコールマンOD缶二本にカセットガスから補充。

カセットガス約2本と、中途半端に残っていたのを一本詰めて丁度の分量でした。

結果として、中途半端OD缶3個を新品?にしたことになりますが、 多分これまでなら捨ててしまっていたのを復活させた訳です。

買ったら金額にして多分1500~2000円。

補充に使ったのはカセットガスの新品2本と中途半端1本。

金額にして3本で250円位。

 

節約額としては1250円から1750円。

ガスセーバーが3800円でしたから、こうしたことを二回もすれば元が取れてしまう。

一回のキャンプ(2泊3日で)で使うガスはランタン他炊飯器、で2~3本使ってしまうことを考えたら、とてもお得です。

 

詰め替えできる回数がどのくらいなのか?は正直分かりませんけど、缶の真ん中部分にあるバルブにきちんと垂直で、しかも適度な深さで行えば、バルブゴムの傷も殆どつかないであろうことは誰にでも分かるので、

多分10~30回程度はこうして詰め替えて再使用出来ると思っています。

 

詰め替えのアダプターは500円程度の安いものが売られていたりしますけど、

それだと斜めに刺し込んだり、深さもだいたいという感じであろうと思われるので、

詰め替え回数の限度はもっと近いと思います。

 

まあ、僕みたいに夏メインでキャンプする人間には、ブタンガスベースのカセットガスCB缶から、OD缶への補充で十分。

これで満足です。