帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

エブリィ オルターネーター不調 故障診断

2016年09月13日 | 

又オルタかよ~! と思って暗くなってた????僕 (笑)

なんで暗いのか?というと、車が壊れるのは修理すればいいだけの話で、それそのものはチョロいのですけど、とかく面倒くさいんです。

特にオルタは・・・・・ 

 

テスタ―が職場に有るので、日曜日を飛ばして今日、やっとこさ、トラブルシューティング。

バッテリーはたまたま良品(比較的新品)の物が有りましたので、念の為に載せ替えておきました。

 

まずは、念のためのサブバッテリ―を積載したまま出勤。

もちろんブースターケーブルによる接続は外しています。

 

夜の間に充電器を接続しておいて、車のバッテリーを満充電。

家を出る時にそれを外し、そのまま出来る限り電気的な全負荷状態にして職場まで乗ってきて、バッテリーの状態をチェック。

 

運良く?雨だったのでワイパーを使い、 エアコンも震えつつ目一杯利かして、ライトも点灯させて、デッキ含めて車の電装系をフルに稼働させての30分でしたけど、

到着と同時に、すぐテスターで電圧を測ると10~10.5Vしか無い。

やっぱり・・・・

 

オルタが99%故障の原因と判断できますけど、とりあえずは充電そのものは行なわれているのか?を調べるために、そのまましばらく電装系負荷を出来る限り落とし、アイドリングで充電。

適当な時間でエンジン止めると、次はお昼休みです。

 

さて、食事もそこそこにして、まずはエンジンかけて電圧チェック。

雨止まないかな~・・・・・・・・・・・

 

エンジンをかけてすぐの電圧は13V近く有って、これだけ見ていると、なんの問題もないように見える。

そこで、エアコン、ライト、ワイパー、その他電装系をフルに稼働させると、

見る間に電圧が落ちてきて、見ている間に11.3V程度まで低下。

オルタの発電が間に合わず、バッテリーが完全に放電状態(車体の負荷に電力を供給している状態)となっているのが判ります。

 

次のテスト、

ライト、ワイパー、エアコンを一度全部切り、エンジンをかけたままで、バッテリーのマイナスを外して、オルターの発電電圧をダイレクトにチェック。

 

電圧は?とテスターを見ると14V近く無負荷で出ていて、これだとアイドリングでバッテリーに充電するには十分。

”これだけ”を見ていると問題が全く無い様に思えてしまうのですけど、それならなんでバッテリーがあがったんだ?という説明がつかない。

 

そこで、負荷テストの開始。

まずエアコンをオン。

今度はバッテリーが接続されていない状態ですから、瞬間的に電圧が10V程度まで低下。

次にワイパーをオン。

9.5Vまで低下・・・・・・・・だめだ~こりゃ! 酷い・・・

そして最後にライトを点灯させたら、ついにエンストしてしまった。 キャハハハ!

 

「ハイ!」、「これでオルタが故障していた、いや正確には”半死に状態”である事が確定しました~!!」

軽自動車のオルターネーターはサイズが小さいですけど、30~40A程度は供給できるはずなので、ヒューズ容量から逆に考えても

エアコン10A、 ワイパー5A ライト10A、その他エンジンコンピュータ等5A

として合計30A これでも多く見積もっています。

この程度の負荷では、12~14V程度の電圧がオルターネーターから端子に出ていないと駄目でして、エアコン入れただけで10~11Vに低下してるんじゃ~、雨の降る夏の夜に、渋滞した道路に引っかかったら、ほんの僅かな時間であっという間に放電しきってしまう。 

まずありえない事なんです。

 

前回交換をしたのはリビルト品のオルターネータでして、鹿児島の業者でした。

大体1万~1万5千円位の価格であるリビルト品が6500円(送料除く)という格安だった。

多分、本来なら交換されるはずの、ベアリング、レギュレーター、ダイオード等の消耗部品のうち、肝心な電装パーツが交換されていなかったと考えるべきだろうと思う。

 

格安リビルト品は、電気的テストをして、結果良ければ外観だけキレイにして売りだしてくる業者が居るとは聞いていましたけど、それだと中身が単なる中古品そのものなので、割りと短時間で消耗品がアウトになる。

 

こうしたリビルト品に初めて当たってしまった僕ですけど、 交換しないでこのまま車を乗り続ける事は出来ませんから、早速新しい?リビルト品をオーダしました。

今度は2年の保証付きで、やはり保証がついた物を購入するべきだったな~と、今更ながらに思う翔でした。