4月15日、NHK BSプレミアムで「城マスターと行く 魅惑のヨーロッパ古城めぐり」という興味深い2時間番組を見た。城マスターと呼ばれる千田嘉博さんが知られざるヨーロッパのお城を巡る旅で、ドイツのライン河を臨む山の上の「マルクスブルク城」、「進撃の巨人」のモデルともいわれる「ネルトリンゲン」、バイエルン公の夏の別荘「ニンフェンブルク城」及びフランスの「美しき廃城」と言われる「ボナギル城」、木と土でできた素朴な城「エ・ジュラン城」、町を要塞化した強大な城「サン・マルタン・ド・レ」、「眠れる森の美女」のモデルとなった「ユッセ城」をたっぷりと時間をかけて美しい映像とともに紹介してくれた。
この内、行ったことのあるお城・城塞都市は、ドイツのマルクスブルク城、ネルトリンゲン及びニンフェンブルク城だけで、残念ながらフランスの4つのお城についてはまだ行ったことがない。フランスには、ロワール河沿いに、シノン城、シャンボール城、シュノンソー城をはじめとする有名なお城がたくさんあることは前から知っていたが、まだ足を踏み入れていないので、是非とも訪問してみたいところである。日本のお城も魅力があるが、ヨーロッパのお城も歴史を感じ、中世にタイムスリップした気分になれる。
ドイツに住んでいたこともあり、ドイツの古城はいろいろ見て回ったことがある。ドイツのお城は、山の頂にあるブルクと平地で宮殿となっているシュロスに分かれているが、両方ともそれぞれの魅力がある。ホテルになっているところも多く、古城ホテルへの宿泊経験も何度かあるが、ホテルそのものが歴史的建物で博物館を兼ねている感じで歴史的魅力がたっぷりである。フランスのお城もホテルになっているところがあるようなので、一度は泊まってみたいものである。
今回紹介されたお城は、それぞれに個性的で観光的にも魅力があり、番組を見ていて、行ってみたい衝動にかられる。ヨーロッパにもしばらく行っていないので、ドイツに限らず、フランスのロワール河古城めぐりもやってみたい。番組の録画をしそこなったので、再放送を期待したい。
見出しの写真は、「眠れる森の美女」の舞台、ユッセ城
マルクスブルク城(ドイツのライン河沿い)
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