
広島県福山市の景勝地で「崖の上のポニョ」モデルにもなった鞆の浦に、県が整備した「鞆未来トンネル」が30日に開通するというニュースが目に留まった。紆余曲折があったようで、港埋め立て・架橋計画から40年余りが経ったようである。貧弱な道路事情が長年の課題で、鞆港を埋め立てて橋を架ける計画も持ち上がったが、40年もの間に地域の人口は半数以下になっており、活性化への期待がかかるという。
鞆の浦に旅行したのは、2014年8月のことで、春秋航空の成田発広島行の初便搭乗の際、足を運んだものである。鞆の浦は、「崖の上のポニョ」の舞台としても有名だが、坂本龍馬率いる海援隊の蒸気船「いろは丸」の衝突事件や龍馬が隠れていた隠れ部屋や事件の資料を展示した「いろは丸展示館」など龍馬にまつわる見どころが多い。また、鞆の浦のシンボルである鞆港の常夜灯や「平成いろは丸」という当時のいろは丸を模した船に乗って訪れる仙酔島も魅力的である。その時は、福山からバスで行ったが、交通の不便はあまり感じなかったものの、トンネルの開通でより行きやすくなるのであれば、結構な話である。思った以上に観光地として魅力があるとの印象を持った。鞆の浦の後、映画のロケ地としても有名な尾道に移動し、尾道観光をめいっぱい楽しんだが、これまた、見どころがたくさんあり、観光地としては想像よりはるかに魅力的な街であった。
読売新聞オンライン(3/24):https://www.yomiuri.co.jp/national/20250324-OYT1T50097/
鞆の浦旅行アルバム(2分33秒まで):https://www.youtube.com/watch?v=mcguLWg2KLU
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