浪漫飛行への誘(いざな)い

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東京VICTORY ~陸上・投てき~

2020年08月02日 08時50分50秒 | スポーツ

1日朝、TBSの「東京VICTORY」という番組を初めて見た。安住紳一郎アナがオリンピック・パラリンピックを目指すトップアスリートをゲストに招き、「選手の人生」と「競技の魅力」そして「東京五輪の楽しみ方」を掘り下げるトーク番組ということらしいが、今となっては、何とも空しい雰囲気のある番組かも知れない。あまりよく知らないで見ていたら、1日は、投てきの室伏由佳さんがゲストで、陸上・投てきという話題だったので、最後まで見てしまった。というのも陸上競技は、現役時代の仕事でも大いに関わっていたからである。

番組で紹介されていた投てきの用具についても、日本のメーカーであるNISHIスポーツとは、用具の公認申請やら密に仕事をしていたし、一番印象に残っているのは、アテネ五輪のハンマー投げ金メダリスト、室伏広治選手のハンマーハンドルについての世界陸連との論争であった。NISHI製のハンマーで好記録を出し続けていたことに対し、オーストラリアから、ハンドルの形状についていちゃもんがつけられ、ハンドルのルール改正が世界陸連の場に提案されたのである。NISHI製はハンドル部分が少し延びるとして、飛距離が出るとのいちゃもんである。日本側も理論武装しながらなんだかんだで対抗し、ルールの改定を何年か先延ばしにすることに成功し、アテネ五輪では、旧ルールの用具使用となり、金メダルの原動力となったともいえる。

そんな関係もあり、定年退職の際も広治グッズをいただいたりした。由佳選手とは面識はないが、お父様の室伏重信さんとはマスターズ競技関連で一緒に仕事をさせていただいた。お父様は、我々世代にとっては有名人で、現役当時、「アジアの鉄人」といわれ、ハンマー投げでアジア大会5連覇、日本選手権10連覇、オリンピックも4回出場し、1984年のロサンゼルスでは、日本選手団の旗手を務めていた。たまたまお互いに品川界隈に住んでおり、今でもおつきあいをさせていただいている。次回の8日も陸上・投てきの第2話が放送されるようなので、楽しみにしている。

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