浪漫飛行への誘(いざな)い

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映画とその舞台を訪ねる旅

2015年12月24日 07時08分43秒 | 旅行
12月23日に「杉原千畝 スギハラチウネ」の映画を見てきました。彼はリトアニア当時の首都、カウナスの日本領事館において、日本政府の指示に背き、ユダヤ人に対し、命のビザとも言われる日本通過ビザを2139枚も発給し、6000人ものユダヤ人の命を救った「東洋のシンドラー」として知られる。ストーリーはある程度事前にわかっていたが、映画自体は期待通り大変感動的なものであった。

2010年9月にカウナスにあるまさにそのビザを発給した旧領事館(今は杉原記念館)を訪ねていたので、今回の映画化は半年も前から楽しみにしていたものである。旅行で行ったことがある街が舞台となった映画が作られ、旅行が先で、後になって映画を見るというのは初めての経験であったが、映画を見ながら旅行の思い出が蘇ってくるので、これもまたなかなか感動的なものがある。

映画に出てくる日本領事館の建物は実際のものではないかと思うほど本物と同じイメージの建物であった。実際にビザを発給した領事館の部屋は今でも記念館として保存されているので、映画を見ていてもその臨場感というか、こみ上げてくる感動がなんとも言えないほど強烈であった。

映画と旅行とは密接な関係があり、映画に出てきた舞台やロケ地を訪ねる旅は感動的なものがある。映画のシーンと実際に旅で訪れる場所とが重なりあい、旅の魅力が倍増する。自分の経験では、例えば、サウンドオブミュージックとザルツブルク、GIブルースとドイツのリューデスハイム、慕情と香港、ローマの休日とスペイン広場、第三の男とウィーンのプラター、プリティウーマンとビバリーヒルズとか、挙げればきりがない。

ザルツブルク旅行の時は、事前に何回もサウンドオブミュージックの映画を見て、映画のシーンを目に焼き付けてから旅に出たことをよく覚えている。その時は、さらに凝って、映画の舞台を訪れた時は、サウンドオブミュージックのテープも聴いていた。まさにその場にいて、映画のシーンが蘇ってくるのである。

「映画と海外ロケ地を訪ねる旅」については、小生のホームページ

http://romanflight.web.fc2.com ⇒ 旅行シリーズ ⇒ 

映画の海外ロケ地を訪ねる旅

を覗いてみてください、

エストニア、ラトビア、リトアニアというバルト三国はまだまだ旅行先として一般化していないかも知れないが、旧ソ連圏の中でもヨーロッパらしい魅力ある街がいっぱいあるので、まだ行ったことがなければ、是非とも旅行することをお薦めする。それに、映画を見て杉原千畝に惹かれるなら、是非ともカウナスにも足を運んでみてください。まだ映画も見ていない人は是非とも映画館にも足を運んでください。

映画「杉原千畝スギハラチウネ」の予告編 

https://www.youtube.com/watch?v=A5XcUyLqdAw

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