今、二度目の米朝首脳会談がベトナムのハノイで開催されるということで、テレビでも連日のようにハノイの様子を伝えている。金正恩委員長とトランプ大統領の二度目の会談がどうなるのか大変興味深いところだが、テレビでハノイからの映像を見ているとハノイ旅行のことが懐かしく思い出される。ハノイへ旅行したのは、2005年2月のことなので、あれからもう14年も経っているが、季節的には同じ時期なので、大体の様子は想像できる。
ホーチミンの永久保存された遺体が拝めるホーチミン廟、ホーチミンの住んでいた家、大亀で有名なホアンキエム湖等ハノイ市内の観光スポットに加え、世界遺産のハロン湾、近郊のバチャン村(陶器の村)、ドンホー村(版画の村)まで足をのばし、有名なハノイの伝統芸能である水上人形劇も鑑賞したので、3泊5日でハノイ観光の見どころはほぼすべても網羅したことになる。街の印象としては、オートバイが物凄く多かったような記憶があるが、観光地としては、ホーチミンよりハノイの方が魅力的だったという印象を持っている。
ハノイ旅行のアルバムはYouTubeで作成しているが、サウンドトラックで採用しているのが、「美しい昔」という曲である。「サイゴンから来た妻と娘」というNHKドラマ(1979年)の挿入歌だったのが、この「美しい昔」という曲で、カーン・リーというベトナム人歌手が歌っている。この曲を聴いて感動した天童よしみもカバーしている。とても切ない曲であるが、ベトナムというとこの曲が思い出される。是非一度聴いてみてほしい。
米朝首脳会談の結果がどうなるか気になるところであるが、会談の場所として、ベトナムを選び、その中でもハノイといういい都市を選んだものだと感じている。日本からもそんなに遠くないので、まだ行ったことのない人は是非ハノイ旅行をお薦めする。
写真は、金正恩も訪ねるというホーチミン廟
YouTubeは、「美しい昔」カーン・リー
https://www.youtube.com/watch?v=hx0rH2X9EzQ