浪漫飛行への誘(いざな)い

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美味しい食パンを求めて奔走

2019年02月12日 12時42分19秒 | 日常

我が家の朝食は、ご飯ではなく、パン食である。そのパンもほとんどが食パンであるが、美味しいものを求めて、その調達に苦労している。食パンには、スーパーで売っている安いものから、専門店の高級なものまでピンからキリである。世の中には数多くの食パンが出回っているが、その味というか触感は千差万別で、微妙に異なる。通常、トーストにして食べているが、美味しいと感じるパンはあまり多くない。家から歩いて1分のところにもベーカリーがあるが、値段の割には味がいまいちで、ほとんど利用していない。

ここ何十年とアンデルセンの長時間発酵食パンを愛用していたが、近所にあったお店が閉店となり、JRのエキナカでしか買えなくなった。現役で通勤していた頃は、会社の帰りに買っていたが、それもできなくなり、JRを使うときしか買うチャンスはなくなってしまった。アンデルセンも店舗によって、焼き方が違うのか微妙に味が異なり、最寄りのお店のパンの美味しさがいまいちとなってきた頃、自転車で8分位行ったところにあるショッピングセンターの中に、「スワンベーカリー」という新しいパンの専門店が開店し、買って食べたところ、大変美味しく、アンデルセン以上であった。

パンの大きさがアンデルセンよりやや小さめなため、6枚切りではなく、5枚切りで買っているが、冷凍保存しても味は落ちず、パンの耳も薄く切って別添えしてくれる。また、何よりも嬉しいのが、美味しいだけでなく、値段が一斤216円と格安なのである。アンデルセンの食パンは一斤357円なので、一斤あたり141円も安い。山崎製パン等のもっと安い食パンもスーパーでは売っているが、美味しさが全然違うのである。

また、パンドゥミとかドンクとか数多くのパン専門店が存在するが、専門店はどこも値段が高い割にはピタっとくるものが少ない。それを考えると、美味しくて値段が安いときているから申し分ない。スタンプ押印による割引制度もあるので、さらに安くなる計算となる。買いに行くときは、必ず電話で予約し、通常5日分として、二斤半を買っている。翌日以外は冷凍して食べているが、生食から味が落ちることはほとんどない。

ネットで調べていたら、スワンベーカリーは、ヤマト運輸の創始者の小倉昌男さんが福祉財団を設立し、障がい者の自立と社会参加の支援を目的としたことが始まりで、アンデルセンを運営している会社の協力を得て、1998年に1号店が銀座にできたとのことである。パンが美味しい理由もよくわかったが、現在、直営店4店、フランチャイズ店24店を軸に全国で350名以上の障がい者が働いているとのことで、その成り立ちを知ったらますます応援したくなった。もし近くにあったら、騙されたつもりで、一度食べてみてほしい。美味しいこと請け合いである。
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