花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

いきなり震度2 やっぱり桜島 2023/07/26(鹿児島)

2023-07-26 16:54:15 | 桜島
7月26日(水)11時前、いきなり縦揺れ(震度2)がありました。

気象庁の地震情報 震源の×印は桜島


地震と言うよりは大きな車が家に突き当たったような、ほんの短い揺れでした。鹿児島で地震があると、まず気になるのは桜島です。

すぐに2階から桜島の方向を見ますが噴煙は見えず、テレビの地震情報もなかなか出ません。

震度は2でしたが、気になったのは震源が桜島だったこと。桜島の噴火では、風向き次第で火山灰被害が懸念されます。

<桜島に関する気象庁の情報>

火山名 桜島 火山の状況に関する解説情報 第77号
令和5年7月26日12時10分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台

**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月23日頃から、桜島島内の南西側を震源とする火山性地震が増加しています。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 桜島では、23日頃から、桜島島内の南西側を震源とする火山性地震が増加しています。
本日(26日)10時54分頃には、桜島島内の南西側を震源とする最大震度2(マグニチュード2.6:速報値)の地震が発生しました。
 
 桜島島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、特段の変化は認められません。
 
 今後の火山活動に関する情報に注意してください。

 桜島島内の南西側で発生した火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
             火山性地震
   7月23日       14回
     24日       43回
     25日       52回
     26日11時まで  45回

今朝の桜島 2023/07/26 5時44分 かごしま健康の森公園から


今朝は薄い噴煙が出続けて視界が悪く、鹿児島市郊外団地もかすんでいました。

2021年からの噴火回数(2023/07/25まで) 気象台データを基に作成


2023年の噴火回数 火口別の回数


2022年後半からやや噴火回数が増えていますが、活動が激しかった頃の5分の1程度にとどまっています。

昭和火口が2023年2月から活動を再開し、活動の中心は南岳山頂火口から昭和火口に移っています。

7月26日 7時46分 鹿児島市都市農業センターのヒマワリ


震源が桜島だったことで今後の噴火活動活発化が懸念され、梅雨明けの青空に桜島の噴煙が広がりそうです。

鹿児島は身近に豊かな自然に恵まれていますが、台風、大雨、火山と自然災害にも悩まされてきました。

やっぱりあの時の地震が引き金で火山灰まみれになったと嘆くのか・・・ごく小さな地震で何事もなく忘れてしまうのか・・・暑さが増す中で気になります。

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