花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

カメラ散歩 吉田の本名町 2020/05/02(鹿児島)

2020-05-03 11:05:52 | 自然観察
5月2日(土)吉田宮之浦町の後は山を下り本名町に向かいました。

簡易水道建設記念碑 迫水久常書 以下の画像は5月2日に撮影


島津ゴルフ倶楽部から青少年研修センター方面に向かう途中の水源地にありました。名前に目が留まった迫水久常氏は、この地とゆかりが深かったのでしょう。

迫水氏は鹿児島の著名政治家の一人、終戦の詔勅との関連が深い人物として有名です。いわゆる玉音放送を起草した人物の一人で、特徴的な濃い眉毛と鋭い眼光を今も覚えています。

本名町 田圃脇の平戸ツツジ 農家の方が植えたものでしょう


横の林に若竹が伸びる 稲掛けの竿に使えそうです


本名町は鹿児島市北部に位置し(旧吉田町西部)、緑豊かな里山が広がっています。

ヤマツツジとウツギ


田起こし作業に向かうトラクター


小さな川の流れに沿って山間を開いた田圃です。鹿児島では迫田(さこだ、さこんたんぼ)と言います。耕作放棄地が増える中、ここでも田起こしが始まっていました。

本名町 谷上(たにうえ)地区


グラジオラスの咲く小さな野菜園


ヒメツルソバ 明治時代に導入され各地で雑草化している多年草


各地で花が目立ったウツギ


ウツギの中でも特に多く見かけるものです。ヤマツツジと並んでこの時期に里山を彩っています。帰り道に判ったのですが、彼岸花を撮影した近くにも多くのヤマツツジがありました。

崖にへばりつき花を咲かせる逞しさ


川沿いの垂直な崖で上の方には崩れた形跡もありました。完全なシラス土壌ですが、枯葉などから養分を得ているのか平然と花を咲かせていて驚きました。

普段は車から目に付くところや手頃な場所での撮影が主になっていますが、こまめに足を運んでみると様々な生態が見えてきます。

あまり無理がきかない年代なので、体に気を付けながら各地の花を訪ね歩きたいものです。

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