花浄土鹿児島

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2016 猛暑の中で蒲生太鼓踊り 2016/08/21 (鹿児島)

2016-08-22 17:08:03 | 祭り・伝統行事
姶良市蒲生町の伝統芸能「蒲生(かもう)太鼓踊り」が8月21日(日)に蒲生八幡神社に奉納されました。以下の画像は一枚を除き、2016年8月21日に撮影したものです。

9時過ぎ 蒲生町辻通りでの開会あいさつなど


女の子たちも多く参加 頑張りました 北保存会


出発地点は県道40号線「にいな食堂」前


通りを踊りながら進む「道太鼓」 9時24分 北保存会



今年は川東(かわひがし)、北(きた)、下久徳(しもきゅうとく)、春花(はるけ)の各保存会順に奉納されました。姶良市長あいさつなどの後、9時15分に川東保存会の道太鼓が出発しました。

鹿児島県ホームページから踊りの由来を引用します。

太鼓踊りは,約400年もの歴史をもつ郷土伝統芸能で,島津義弘公の手によって広められたものです。その勇壮さから,征韓の凱旋踊りとして,或いは流行病を鎮める効験があるとして,県内各地に伝承されています。郡内の加治木町や姶良町に伝承されているものと同じ由来をもち,基本的な仕様も同じですが,地域の独自性を表現するためか,踊り方や唄に若干の相違がみられます。(引用終わり)

鳥居をくぐり参道を行く北保存会 9時52分


参道の桜並木を過ぎると神社境内下 春花保存会 10時4分


しばし木陰で休憩 春花保存会 10時10分


階段の下で庭踊り 春花保存会 10時24分


道太鼓は通り沿いを進むため、電線電柱、道路白線などが目立ち撮影しにくいので奉納順を確認する程度にして神社参道へ先回りしました。

踊りの一行は参道横の木陰で短い休憩を取り、順に5分程度ずつ庭踊りをします。鉦の音が「ズッキャン、キャン、キャン」と大きく響き渡り疲れが一気に吹き飛びます。庭踊りが終わると同時に境内で川東保存会の奉納が始まりました。

今年は日曜日と重なったため、例年よりも観客・カメラマンともに少し多めでした。猛暑がなければさらに多くの人が訪れたことでしょう。

川東保存会 10時48分


急な雨の中での奉納 2011年8月21日 


2011年には奉納中に強い雨が降り出しました。当時の画像がハードディスク損壊のため消滅して詳細は不明ですが、川東保存会の奉納だったと思います。叩きつける雨の中最後まで踊りが奉納され、伝統の踊りのゆるぎない力強さに大いに感動しました。

太鼓などが傷んだのではないかと心配しました。雨も大変ですが今年の猛暑は特にひどく、踊り手の皆さん、ご家族ともども大変お疲れ様でした。今年も元気いっぱいな踊りを見せていただき、ありがとうございました。

北保存会










下久徳保存会 幼子も参加 11時15分


春花保存会 11時48分




境内での踊りは10時半頃に始まり、4団体の奉納が終わったのは12時2分でした。内容的にはほとんど同じで4団体が踊りますので、最後には暑さに閉口して戻る観客も多かったようです。

私も大汗を流して最後の方では日向に出る体力・気力を失いました。撮影場所の移動を最小限にし、15分程度は石垣に寄りかかって撮影しました。知り合いのカメラマンも最後までいたのはわずかでした。大変な暑さに負けそうになったものの、最初の方から最後まで撮影できたことに感謝しています。

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