花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
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梅雨空に唐芋植を終える 2018/06/05 (鹿児島)

2018-06-06 14:57:45 | 野菜作り
6月5日(火)曇りのち時々雨、期待通りに雨となりました。
残っていた畝3列に唐芋(サツマイモ)を植えました。

なると金時の苗 以下の画像は6月5日撮影


3月下旬に苗床を作り2か月以上が過ぎました。ようやく20センチ程度の苗が採れました。左側が一般的な採取苗で、右側は種芋から伸びた芽を引き抜いたもので根が付いています。

根が付いていると生育は早いのですが・・・・・養分を吸収する根(吸収根)が発達して芋になる根(貯蔵根)が充実せず・・・・・良い芋が付かないと言われています。植え付けが遅れることや根付かないよりはましと考えて植えました。

先端部が傷んだ苗


5月25日に植えた苗ですがマルチシートが被さり、高温障害で葉が枯れ先端部の芽も枯れています。苗の茎の途中が枯れてしまったものもあります。

しっかりと根が出ているので新たに芽が伸び出しますが、健全苗よりも生育が2週間ほど遅れます。先に茂った周りのサツマイモの葉陰になり、良質な芋が付かないため植え替えました。

今回右端に黄金千貫を植える


左側3列は梅雨入り前日の5月25日に植えた安納芋です。26日午後から強い日差しが照り付けて葉が傷み少し生育が遅れています。

左側2列はなると金時 右側は黄金千貫と紅はるか


4月30日に植えた紅はるか(右上)は畝を隠すほどに茂ってきました。

なると金時は成長が遅く強い日射に傷みやすい軟弱なサツマイモです。一般的にサツマイモは強健で生命力の強い植物で救荒作物と言われます。強い日差し、乾燥をものともせずに育ちます。芯だけ残った苗に発根していることを見ても強健です。

なると金時はホクホクとした食感で私は好きですが、昨年はほとんど芋らしい芋が付きませんでした。原因は植付後の少雨乾燥で活着が悪かったこと、多品種の日陰になり茎葉が茂らなかったことです。

今年は南側の畝2列だけにまとめて植えました。活着率を上げるため、苗の下には刈草と土を置きマルチシートに苗が直接触れないようにしました。さらにマサキの枝を日除けとして差し掛けました。画像で見るとマサキを挿し木したように見えます。過保護ですが活着させることが第一です。

夏野菜は順調に生育


キュウリを3本収穫、ナスに小さな実が付きました。苦瓜(ゴーヤー)は天井格子に絡み始めました。雨脚が強まったのでオクラの防風枠外しは次回としました。紫山芋は茎が伸びています。

東風で静かな吹上浜


釣人の姿はなく、波打ち際近くに小魚の群が見えました。カタクチイワシなどではなくコノシロのようでした。

サボテンの花 雨で開花は控えめ


百合水仙 アルストロメリア


雨に濡れて独特な花形が目立っています。南アメリカ原産で大正時代末期に渡来、野生化しているとネット情報にありました。昭和年代にはあまり見かけませんでしたが、所々で目にします。

唐芋植が終わり菜園管理は一段落です。唐芋畝にはマルチシートを掛けてあるので雑草取り、追肥、土寄せの作業がいらず、真夏の蔓返し程度で済みます。後は夏野菜の生育管理だけなので、浜が静かな日はキス釣りに行けそうです。

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