花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

紅葉が残る 県民の森 2019/12/10 (鹿児島)

2019-12-11 18:14:01 | 自然観察
12月10日(火)姶良市の鹿児島県「県民の森」へ出かけました。
前回は2016年12月10日、霧島市の岩堂磨崖仏の帰りに立ち寄っています。

姶良市重富「なぎさ公園あいら」からの桜島 以下の画像は12月10日に撮影


鹿児島市で写真展を鑑賞後、普段あまり通らない海岸沿いの国道10号を走りました。重富ではかすかに火山灰が降ってきて見晴らしは今ひとつでした。

姶良市北山 県民の森広場


広場斜面の紅葉


鹿児島県「県民の森」広場は昭和59年の全国植樹祭で、昭和天皇が樹木の種を「お手まき」されたところです。私は広報撮影班として一連の植樹祭行事に参加、同行しました。

県民の保健休養の場とするとともに,体験学習を通じて森林・林業や緑化に関する知識の向上を図ることにより,森林愛護思想の高揚に資することを目的としています。

キャンプ場、森林学習展示館、ターゲットバードゴルフ、自然薬草の森、巨木の館、子ども広場などがあります。

駐車場のモミジ 風化が進むトーテムポール


下側の駐車場を望む


広場に向かう道沿いの北側に階段状に3か所の広い駐車場があります。紅葉は全体的に終わりが近い状態でしたが、日差しが一杯で輝いていました。

日差しに照らされて色鮮やか


近くでは山林伐採作業中で木が倒される音が聞こえ、時折風に乗って樹液の臭いが漂ってきて悲哀を感じました。平日でもあり公園管理作業の軽トラックなどの他には数台しか車は見かけませんでした。

名残惜しい紅葉








モミジが成長し下枝がなくなりマクロレンズでの撮影は数カットであきらめ、望遠ズームレンズに交換。古いレンズでブレ止めが作動しにくくなっているので三脚を利用し、一本ずつモミジを辿り撮影しました。

撮影しているときは日差しにきらめき美しく感じ、カメラのモニターでは素晴らしく思えた画像も冷静に自宅のモニターで眺めると・・・・・どれも似たようなパッとしないもの。(笑)

無心になって撮影しているときが一番楽しく、それで良いのだと思うことにしています。

牟田山展望台から南西方向の眺め


見晴らしが悪いことでこのような風景なのか、遠い山の重なりが印象的でした。この時間帯には薄雲が広がり日差しはありませんが、夕景色も美しいことでしょう。

三重の滝


帰りに立ち寄りました。吊橋の奥の方に展望スポットがあります。橋自体は頑丈ですが微妙な揺れがあるため望遠レンズではぶれやすく感じました。通常のズームレンズに交換すれば問題なかったのですが、面倒でついそのまま・・・・ダメですね。

県民の森は姶良市と霧島市にまたがる広大なところで、鹿児島市からは遠くてたどり着くまでが大変。霧島のような観光地でもなく、山中の林道をたどる途中には森以外は何もありません。それでも静かな場所で自然を満喫したい人にはお勧めです。
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