吹上浜では猛暑と海藻の影響が長引き、9月は台風の接近が相次ぎました。
ハッピーマンデーの10月10日体育の日、ようやく釣り日和となりました。
10月10日 天気は回復したが釣果には恵まれず
天気図 tenki.jpから引用
台風20号は日本の東海上を北東へ進み、波の影響もありませんでした。北からの高気圧に覆われて前線が南下して天気は回復、沿岸部の風は午前中東寄りの風、午後には海風に変わりました。
穏やかな吹上浜を飛ぶモーターパラグライダー 左奥の小島は久多島
9日の雨で海は濁り、波も少し残っていましたがキス釣りの人が数名いました。満潮は15時頃のため昼食をすませてから釣りに出かけました。海風が出て所々白波も見え始めました。
またしても海藻が絡む
イシモチの稚魚
いきなり海藻が絡みついてきました。台風後に海藻の影響が解消したものの再び発生したようです。場所ごとに海藻の多少があり、北西の波が立ち始めてキスの当たりはごくわずか。
カニが釣れ(引っかかり)、チヌの稚魚、イシモチの稚魚もかかってきました。いずれも、そっと針を外してリリースしました。午前中の釣り人もイシモチの稚魚とスズキの稚魚を釣っていました。場所を変えながら2時間ほど粘ったものの、上げ潮時ながらキスの釣果は5匹だけでした。
10月11日 帰省したNさんとキス釣り 釣果もまずまず
東京から帰省したNさんと一緒のキス釣りでした。平日のため釣り人は少なく南北とも2~3人程度でした。
海面が静かになり海藻の影響は減少
東風で海は穏やかでした。沖には漁船が一隻操業していましたが、キス網は全く出漁していません。海藻が全体にあるため操業できないようです。
カツオドリが飛ぶ 左側は久多島
水中に突っ込むカツオドリ 1左 2右 3下 海中から飛び立つ
小魚がいるのかカツオドリが3~4羽沿岸部を行き交い、時々海中に勢いよく突っ込んでいました。左上は狙いを定めて急降下する場面、右は水柱、下の方は海中から羽ばたき飛び立つ様子です。
突っ込んで飛び立つまで 左から右へ連続画像
60mmのマクロレンズで撮影した画像をトリミングのため低画質です。鳥がためらいなく元気に突っ込む様子は見飽きません。小魚を追うような魚群は見当たらず、午後にはカツオドリも動きが少なくなりました。
何度か釣れてきたキスを大きな魚に横取りされました。普通に道糸を巻き上げていると大きな引きがあり、綱引きをする間もなくぶっつりとキスを食いちぎられました。3回ほど横取りされて、一度はキスの頭だけが残っていました。
北西風で少し波立った
午後は海風が次第に強くなり仕掛けが絡むことが多くなり釣果は低下。この日は大きめのサイズは数匹だけで釣果は35匹でした。
10月12日 謎の魚は釣れず
小魚だけのナブラ
12日も午前中はNさんと一緒の釣りでした。9時半過ぎ、小魚が集まりナブラのように移動してきたので私も何度か弓角を投げてみました。追ってくる大きな魚がおらず、投げた弓角には全くヒットしませんでした。
午前中には近所のHさんが釣りの様子を見に来ました。半世紀ほども歳月が流れ、砂浜はすっかり狭くなり、浜辺に遊ぶ子供の姿も見かけませんが、幼いころからの先輩たちと昔ながらに語らい、キス釣りを楽しめることに感謝しています。
謎の魚に挑む
Nさんは午前中で引き上げ、午後からはSさんが来て、キスの泳がせ釣りをしました。キスの口に針をかけ、もう一本を孫針として尾にかけ、キスを泳がせ大きな魚が食い付くのを待ちます。Sさんが竿を砂浜にセット、10分ほどで竿が引き倒され・・・・・巻き上げてみると口元に掛けた針の6号ハリスが食いちぎられ、孫針の方は残っていました。
今度はハリスを10号に付け替え、私も泳がせ釣りに加わりましたがヒットしませんでした。仕掛けが錘に絡んでいたのが失敗でした。錘を含めて仕掛けに工夫が必要です。
置竿をセット
生餌にするキスを釣るために置竿をした時にも、竿受けにセットした竿元が一瞬シーソーのように跳ね上がり、またしてもキスを食い逃げされました。
Sさんはキスの生餌を付け替えて何度も投げましたが、その後は当たりなしでした。
魚の正体は何でしょうか?
魚とやり取りをする間もなく食いちぎりますので歯がある魚だと思います。魚の姿を見る間もなく食いちぎられ、水面の変化がないので動きがすばやい魚です。
ヒラメかコチでしょう。エイもキスを横取りしますが動きが鈍くハリスを食いちぎることはありません。ハリスを食いちぎられないためには、太刀魚用ワイヤー仕掛けの転用が効果的でしょう。大きな魚を釣るということよりも、得体不明魚の正体を突き止めたいものです。
釣果は51匹
午前中で釣りを切り上げたNさんに釣り餌をもらい、浜でパンを食べながら釣り続けたので午後には疲れました。真夏ほどの暑さはないものの、さすがに3日続けてのキス釣りは疲れます。魚を捌き終えたのは夕暮れ時でした。
夕暮れの野間岳 右側は久多島
西空は雲が厚く野間岳方向は少し明るいものの、ひところよりも残照は弱くなっています。この日の最終便で東京に帰ると言っていたNさん。帰宅途中のラジオで、東京は大規模停電で混乱したことを知りました。
空港からは電車バスの乗り継ぎで帰宅は深夜になると聞いていましたが、無事に帰り着いたでしょうか。Nさんには個通混雑の中での家路、大変お疲れ様でした。これからも何度も帰ってきてください。一緒に魚釣りを楽しみましょう。
ハッピーマンデーの10月10日体育の日、ようやく釣り日和となりました。
10月10日 天気は回復したが釣果には恵まれず
天気図 tenki.jpから引用
台風20号は日本の東海上を北東へ進み、波の影響もありませんでした。北からの高気圧に覆われて前線が南下して天気は回復、沿岸部の風は午前中東寄りの風、午後には海風に変わりました。
穏やかな吹上浜を飛ぶモーターパラグライダー 左奥の小島は久多島
9日の雨で海は濁り、波も少し残っていましたがキス釣りの人が数名いました。満潮は15時頃のため昼食をすませてから釣りに出かけました。海風が出て所々白波も見え始めました。
またしても海藻が絡む
イシモチの稚魚
いきなり海藻が絡みついてきました。台風後に海藻の影響が解消したものの再び発生したようです。場所ごとに海藻の多少があり、北西の波が立ち始めてキスの当たりはごくわずか。
カニが釣れ(引っかかり)、チヌの稚魚、イシモチの稚魚もかかってきました。いずれも、そっと針を外してリリースしました。午前中の釣り人もイシモチの稚魚とスズキの稚魚を釣っていました。場所を変えながら2時間ほど粘ったものの、上げ潮時ながらキスの釣果は5匹だけでした。
10月11日 帰省したNさんとキス釣り 釣果もまずまず
東京から帰省したNさんと一緒のキス釣りでした。平日のため釣り人は少なく南北とも2~3人程度でした。
海面が静かになり海藻の影響は減少
東風で海は穏やかでした。沖には漁船が一隻操業していましたが、キス網は全く出漁していません。海藻が全体にあるため操業できないようです。
カツオドリが飛ぶ 左側は久多島
水中に突っ込むカツオドリ 1左 2右 3下 海中から飛び立つ
小魚がいるのかカツオドリが3~4羽沿岸部を行き交い、時々海中に勢いよく突っ込んでいました。左上は狙いを定めて急降下する場面、右は水柱、下の方は海中から羽ばたき飛び立つ様子です。
突っ込んで飛び立つまで 左から右へ連続画像
60mmのマクロレンズで撮影した画像をトリミングのため低画質です。鳥がためらいなく元気に突っ込む様子は見飽きません。小魚を追うような魚群は見当たらず、午後にはカツオドリも動きが少なくなりました。
何度か釣れてきたキスを大きな魚に横取りされました。普通に道糸を巻き上げていると大きな引きがあり、綱引きをする間もなくぶっつりとキスを食いちぎられました。3回ほど横取りされて、一度はキスの頭だけが残っていました。
北西風で少し波立った
午後は海風が次第に強くなり仕掛けが絡むことが多くなり釣果は低下。この日は大きめのサイズは数匹だけで釣果は35匹でした。
10月12日 謎の魚は釣れず
小魚だけのナブラ
12日も午前中はNさんと一緒の釣りでした。9時半過ぎ、小魚が集まりナブラのように移動してきたので私も何度か弓角を投げてみました。追ってくる大きな魚がおらず、投げた弓角には全くヒットしませんでした。
午前中には近所のHさんが釣りの様子を見に来ました。半世紀ほども歳月が流れ、砂浜はすっかり狭くなり、浜辺に遊ぶ子供の姿も見かけませんが、幼いころからの先輩たちと昔ながらに語らい、キス釣りを楽しめることに感謝しています。
謎の魚に挑む
Nさんは午前中で引き上げ、午後からはSさんが来て、キスの泳がせ釣りをしました。キスの口に針をかけ、もう一本を孫針として尾にかけ、キスを泳がせ大きな魚が食い付くのを待ちます。Sさんが竿を砂浜にセット、10分ほどで竿が引き倒され・・・・・巻き上げてみると口元に掛けた針の6号ハリスが食いちぎられ、孫針の方は残っていました。
今度はハリスを10号に付け替え、私も泳がせ釣りに加わりましたがヒットしませんでした。仕掛けが錘に絡んでいたのが失敗でした。錘を含めて仕掛けに工夫が必要です。
置竿をセット
生餌にするキスを釣るために置竿をした時にも、竿受けにセットした竿元が一瞬シーソーのように跳ね上がり、またしてもキスを食い逃げされました。
Sさんはキスの生餌を付け替えて何度も投げましたが、その後は当たりなしでした。
魚の正体は何でしょうか?
魚とやり取りをする間もなく食いちぎりますので歯がある魚だと思います。魚の姿を見る間もなく食いちぎられ、水面の変化がないので動きがすばやい魚です。
ヒラメかコチでしょう。エイもキスを横取りしますが動きが鈍くハリスを食いちぎることはありません。ハリスを食いちぎられないためには、太刀魚用ワイヤー仕掛けの転用が効果的でしょう。大きな魚を釣るということよりも、得体不明魚の正体を突き止めたいものです。
釣果は51匹
午前中で釣りを切り上げたNさんに釣り餌をもらい、浜でパンを食べながら釣り続けたので午後には疲れました。真夏ほどの暑さはないものの、さすがに3日続けてのキス釣りは疲れます。魚を捌き終えたのは夕暮れ時でした。
夕暮れの野間岳 右側は久多島
西空は雲が厚く野間岳方向は少し明るいものの、ひところよりも残照は弱くなっています。この日の最終便で東京に帰ると言っていたNさん。帰宅途中のラジオで、東京は大規模停電で混乱したことを知りました。
空港からは電車バスの乗り継ぎで帰宅は深夜になると聞いていましたが、無事に帰り着いたでしょうか。Nさんには個通混雑の中での家路、大変お疲れ様でした。これからも何度も帰ってきてください。一緒に魚釣りを楽しみましょう。