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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「臨時特別」編 3・1朝鮮独立運動100周年記念に思う 2

2019年03月03日 08時03分27秒 | 韓国

 

 最近韓国の国会議長の「天皇謝罪論」が日本では一顧だにも価しない評価どころか非礼ではないかのとの発言が圧倒的です。しかし、これは明治憲法の「天皇は神聖にして侵すべからず」の考えからきていると思います。私はこの議長の発言は理にかなっていると思います。というのは朝鮮併合の最高責任者は天皇であったからです。したがって天皇の韓国、朝鮮への謝罪は当然のことです。しかし今の日本国憲法では天皇の政治的発言は禁止されています。そこで日本政府はそのことを韓国国会議長に丁寧に説明すべきです。すなわち現天皇は政治的発言どころかほとんどの基本的人権を奪われた気の毒な人だということを。

 しかし、これは全くの私の妄想ですが、現天皇は天皇家には百済の武寧王の血が入っていると発言していることからも、韓国に対して謝罪の気持ちがあるのではないかと思っています。クエーカー教徒のバイニング夫人が家庭教師だったことも関係しているかもしれません。

 最近天皇退位に関連して現天皇個人の話題が多いようです。私は天皇制廃止論者で「君が代」も絶対に歌いません(音痴のせいではありません)が天皇個人については同情しています。気の毒です。全ての人間に絶対に保障されるべき基本的人権がほとんど奪われている事を可哀想だと同情しています。世界で王室・皇室を持つのは28カ国ですが日本ほど人権が剥奪されている国はないと思います。たとえば2018年11月3日に紹介したようにリヒテンシュタインでは王家にはワイン醸造所があり私は自分用にそこのワインを購入しました。リヒテンシュタインでは国庫からは一銭ももらっていなくて自前の商売で王家の経済をまかなっています。ブータンの国王は65歳定年制です。なお、ブータンの王様については2011年9月13日、16日、19日に紹介しています。

 本当に日本の天皇は気の毒です。2016年8月11日に紹介した以下のような私の夢を思い出します。

「もう一つは天皇が私の夢に出現したことです。20年ぐらい前のことだったと記憶しています。その夢の中で天皇は私に対して『戦争責任を問われ退位を迫られて困っている、退位すれば飯が食えなくなるので困っている』私が答えて曰く『大丈夫ですよ、今の皇居を博物館にしてその館長にしてあげますよ』で天皇は夢から消えました。なぜかこの夢をいまだに鮮明に記憶しています」

 写真はパゴダ(タプコル)公園にある銅版レリーフの一枚です。1919年3月1日午後2時パゴダ公園のチョン・チェヨンの独立宣言書朗読の場面です。なおこの「宣言文」の日本語現代語訳が「週刊金曜日2月22日号」に全文掲載されています。一部を抜粋紹介します。

「***朝鮮国が独立国であること、また朝鮮人が自由な民であることを宣言する。このことを世界の人々に伝え、人類が平等であることの大切さを明らかにし、後々までこのことを教え、民族が自分たちで自分たちのことを決めていくという当たり前の権利持ち続けようとする」

「ああ、いま目の前には、新たな世界が開かれようとしている」

「過去のすべての歴史のなかで、磨かれ、大切に育てられてきた人間を大切にする精神は、まさに新しい文明の希望の光として、人類の歴史を照らすことになる」 


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