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「スペイン・ポルトガル」編 カタルーニャ独立問題と言語1

2015年10月04日 08時10分30秒 | スペイン・ポルトガル

 

 硫黄島の予定でしたが、最近スペインのカタルーニャ州の独立問題がマスコミなどをにぎやかしているので、それに関連したことを紹介してみます。

 「スペイン・ポルトガル」には1996年5月11日~5月25日と2009年4月2日~5月1日の2回旅行しており、ブログは2009年3月29日~2009年9月23日まで書いています。ところが、次の旅行のため中断して「『スペイン・ポルトガル』編はまだいくつか紹介したいことがありますが、後日の予定です」と書いていましたが、その課題を今日まで果たしていませんでした。その主な地域はカタルーニャ地方で紹介予定は主にガウディと言語問題でした。今回は独立問題に関係した言語の問題を紹介します。写真をご覧ください。「10,30 CASTELLANO 11,00 CATALA」 と書かれていますが、これは10時30分からカスティーリャ語、11時からはカタルーニャ語の時間と言う意味です。カスティーリャ語というのはスペインでの共通公用語でカタルーニャ語は主にカタルーニャ地方で話されカタルーニャ州の公用語です。したがって、カタルーニャ州の公用語は2つというわけです。独裁者フランコ時代にはカスティーリャ語の使用が強制されカタルーニャ語の使用が禁止されました。そのためもあって、フランコファシスト政権に最後まで抵抗したのがこのカタルーニャ地方でした。現在はカタルーニャ州では2言語の表記が義務付けられています。

 

 


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