2023.08.18撮影
「ヒマワリとラウンドアバウト」については、今日で終わりです。
いろいろな国のラウンドアバウトの写真を見ていると、「島」の部分が「ピンからキリ」で、へ〜〜、と笑ってしまいます。なんの変哲もないコンクリートであったり、芝生がはられているだけだったり、なんらかの植栽があったり、また、見事な噴水があったり、彫刻があったり、、、
バンクーバーの住宅街に設置されているラウンドアバウトの「島」は、多くの場合、花が植えられていて、目を和ませてくれます。虫たちの集まる場所でもあります。
でも、中には、大きな岩石をどか〜っとおいてあるだけのラウンドアバウトもあります。そういうあたりは、大通りから車両が侵入するのを本当に防ぎたい場所なのだろうなあ、と思います。目の前に石が迫ってくると、視界がまったく遮られて、怖いですもん。ですから、近寄りたくない。
その大きい岩石は、石舞台古墳の一番上にある、あの大きい石ぐらいではないか、と感じるほどです。(話しが大きくなってきたので、石の話しは、ここで終わり。)
イギリス、レッチワース田園都市(Letchworth Garden City)にあるブロードウェー(The Broadway)に設置された、イギリス初のラウンドアバウト(1909)
撮影者:Jack1956
撮影日:2014
パブリックドメイン
上の画像は、イギリス初のラウンドアバウトで、レッチワースという田園都市にあります。このラウンドアバウトでは、イギリスなので標識(青地に白の矢印)が左向きになっています。左側通行では、ラウンドアバウトでは時計回りをします。
下の画像は、わたしがヒマワリの写真を撮った、うちから一番近くにあるラウンドアバウトで、カナダは右側通行なので、標識(白地に黒の矢印)の示すように、反時計回りをします。
このラウンドアバウトは、大きさとしては、上の画像のレッチワースの4分の1くらいかな、と思います。ラウンドアバウトの大きさは、当然ながら、交差点の大きさ(=道の幅)に左右されます。
2023.08.18撮影
レッチワースのラウンドアバウトの「島」には木や草本の植物の植栽があり、外縁部には芝生が植えられています。うちのあたりのラウンドアバウトは、植物がもっと密に植えられていますが、木は植えられていません。外縁部は、芝生ではなく、コンクリートです。
コンクリートの部分は、直前の画像では、右下、標識の下(陰になっている)に、次の画像では、右上(陽があたっている)に、あります。
2023.08.18撮影
では、このラウンドアバウトに植えられている花々、だれが植え、だれが管理しているのでしょうか。それは、直前の画像に出ている標識に説明されています。以下に、その部分が大きく写った画像を載せます。
2023.08.18撮影
つまり、バンクーバー市(the City of Vancouver)の音頭取りで、近所の住民が管理している、と言っています。それで、咲き乱れたラウンドアバウトもあれば、あまり植っていないのもある、また、最初から、前述のように、石が置かれているのもある(アパート街など)、んですね。
そこに書いてあるリンク先へ行ってきました。そこには、管理者になればいくつかの恩典がある、というのがわかりました。
でも、これだけの大きさの土地を、自宅の敷地内にあるわけでもないのに、庭として管理するの、大変ですよ。恩典では割りが合わず、これ、勤労奉仕よ(うわ、出た、古い言葉)。
話がそれますが、わたしの母が、女子高校生たちが何やら労働をしていたので、「勤労奉仕ですか」と聞いたそうな。すると、女子高校生たちは「ボランティアです」って答えたんですって。この話し、母から何回も聞かされるのよ、表現は変わっていくもんだ、という例として。
え〜〜と、そうそう、その勤労奉仕、確か、わたしのうちの隣のおばさんがこのラウンドアバウトの面倒を見ている、みたいなことを、何年も前に言っていたなあ、それに加え、もうやっていない、みたいなことも。
ということは、うちの近くですごくお花を咲かせているおうちがあるので、そこのおばさんがやっているのかな?
でも、散水制限の厳しいこの夏、水やりはどうしているんだろう。水道栓が「島」のどこかに設置されているのかしら。そして、ランドアバウトだったら、散水制限を無視して、自由に水やりしていいのかな?
水やりが行われているところを、実は、わたしは一度も見たことはありません。ですから、水やりがあまり行われていない可能性があります。それでも植物は元気に咲いているのです。ということは、ラウンドアバウトに植えられている植物を庭に取り入れれば、庭を水不足に強い庭に変えていくことができるでしょうか。
一考して良いと思いました。
以下は、そのラウンドアバウトで、今咲いている花の一部です。
2023.08.11撮影(アマランス)
2023.08.11撮影(コスモス) 2023.08.11撮影(コスモス)
2023.08.11撮影(チドリソウ) 2023.08.11撮影(チドリソウ)
2023.08.11撮影(クサキョウチクトウ) 2023.08.11撮影(クサキョウチクトウ)
2023.08.11撮影(ムシトリナデシコ)