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flight2005

航空機関連の情報をアップしています。今日もナイスなフライトをお願いします。

ジャンボの背中にディスカバリー

2005-08-20 | 飛行機
 野口聡一さんらを乗せて帰還したスペースシャトル・ディスカバリーが19日午前(日本時間20日未明)、米航空宇宙局(NASA)の改良型ボーイング747型機の背に乗せられてエドワーズ空軍基地(カリフォルニア州)を出発した。約3600キロ離れたケネディ宇宙センター(フロリダ州)に20日(同21日)に到着する予定だ。
 約78トンのディスカバリーは、特殊な巨大クレーンでジャンボ機の背に乗せられた。空気の流れを乱さないよう、3基の主エンジンは流線形のカバーで覆われている。ジャンボ機によるシャトルの運搬は02年以来だ。
 19日夕までに給油のため2カ所の空軍基地に立ち寄った。20日朝、同宇宙センターに向けて飛び立つ。運搬費用は約100万ドルという。
 ディスカバリーは、コロンビア事故から2年半ぶりの再開飛行を終え、今月9日、エドワーズ空軍基地に着陸した。簡易点検では機体を覆う耐熱材などに目立った損傷は見つかっていない。同宇宙センターで本格的な点検と整備を施され、来年3月に延期された次回の飛行に備える。

<コメント>
78トンものディスカバリーが重心より上に乗っかっている。空気抵抗やらウェイトバランスやら大変でしょうね。でもNASAがやる事ですから大丈夫なのでしょうね。しかし3,600キロ移動するのに2度の給油が必要とは・・・

国産旅客機YS-11

2005-07-19 | 飛行機
プロジェクトXで7月12日と19日の2回にわたり「YS-11」について放映されましたので、少しだけこの飛行機について説明します。
名前の由来は・・・
「Y」輸送機設計研究会の輸送のY
「S」同上設計のS
「1」1番目に採用したエンジン設計
「1」1番目に採用した機体設計
1962年8月30日初飛行を行い、合計182機が製造されました。国内では現在海上保安庁など一部で現役を続けていますが、ほとんどが退役もしくは海外で今も活躍しています。
事故は2件報告されていますが、飛行時間などから見ますと非常に安全であった飛行機と言えます。営業ベースでは採算にあわずやむを得ず製造中止となっておりますが、航空機ファンとしては第二の「YS」を待ち望むところです。

※写真は「YS-11」のコックピット(FS2002より)