奈良時代全盛期の天皇の御陵です 撮影日;2007.1.26
佐保山南陵、陵形は山形
第45代聖武天皇:在位:神亀元年(724)~天平感宝元年(749)
首皇子(おびとのみこ)、天璽国押開豊桜彦尊(あめしるしくにおしはるきとよさくらひこ)
参考;
聖武天皇略年表
一条通りから北にのびる参道の途中から、右手にのびる参道を行くと

明治12年(1879)に比定された光明皇后陵(佐保山東陵)が並んで有ります
藤原朝臣光明子(ふじわらのあそみこうみょうし)、藤原不比等の三女
光明皇后は天平勝宝10年(758)に「天平応真仁正皇太后」の皇太后号が贈られています
天平文化は、光明皇后の存在無しではあり得なかったと言っても
過言ではないでしょう
聖武天皇陵には「眉間寺」という古代の寺院が在ったとされます
また、この辺り一帯は松永久秀による多聞城の築城等により大きく破壊されたようです
多聞城の西南隅に当たる現光明皇后陵には、高さ5mの盛り上がり(土塁もしくは櫓台跡)があります
兆域内の頂上にある円丘(径7m・高さ2m)は、明治12年2月の治定以降に造成されたようです
北東側に
多聞城跡が有ります
東大寺
転害門まで徒歩5分の所です
★所在地;奈良市法蓮町
★交通;近鉄

奈良駅より 徒歩10分
★駐車場;不可
★入場料;参拝自由
★問合せ;