電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

ふたたび、ブルース・リー

2010-08-27 16:28:29 | Weblog
今日の読売新聞夕刊にブルース・リー記事が出ているのですが、時々、映画のページでないところでこういった記事がひょっこり出てきます。今年は生誕70周年ということもあり、記事がいろいろ出てるわけですが、死してもなお、これだけ人気を保つスターというのはなかなかいないと思います。
これまで亡くなった世界的人気スターといえば、ジェームズ・ディーン、スティーブ・マックイーン、オードリー・ヘップバーンなどなど、ほんと数えるくらいの人数しかいませんが、そんな中でもブルース・リーはいろいろな角度から見ても特別なスターであると思います。
そんなブルース・リーの雄姿が東京国際映画祭のアジアの風で観れることが発表になりました。なかでもお宝は1978年の東宝東和配給版の『ブルース・リー 死亡遊戯』の上映です。なぜこのプリントがあるかというと、東宝東和は設立者の故川喜多長政氏の考えもあり、フイルムセンターに自社で公開した作品のプリントを寄贈していた経緯があります。なので、フイルムセンターには東和のプリントがいろいろ残っていると思っていました。聞いたところによると『ドラゴン怒りの鉄拳』のプリントも今回の特集のために試写で確認したそうなのですが、こちらはプリントが退色していたとのことらしいので、今回の上映ではできなかったようです。でも本当はこういったプリントが残っているのならば、フイルムセンターで香港映画特集を組んでほしいものです(例え退色していても)。それからこのブルース・リー特集の中では『ギャランツ~シニアドラゴン龍虎激闘(Gallants 打擂台)』が上映されるのはうれしいかぎり。前にもブログで紹介しましたが、なつかしのクンフースターたちが出演しているので、なんとかチケットをゲットしたいところなのですが、今年はこの映画祭に出品する作品の宣伝をしなければならないので、それと日程がぶつからないかが冷や冷やものです。 生誕70年記念-ブルース・リーから未来へ