大空を見上げて

日頃感じていること

合気道

2008-09-11 | Weblog
 27歳の頃、東京の皇宮警察体育館で合気道の大会があり初めて見学した。
私は銃剣道、空手、柔道の経験はあったが合気道だけはなかった。
最初に見た感想は、お互いに約束で技を掛け合い派手に投げ飛ばし、まるで芝居の立ち回りの様、試合等はないとの事であまり興味は湧かなかった。
しかし友人(合気道3段)が少しやって見ないかと何回も誘うので、気が進まなかったが「まぁいいかー」と思い入門した。
大東流合気道といって、宗家植芝盛平の御子息、吉祥丸先生の道場だった。
何日目かの練習中先生から直接御指導を受けた。
手首の関節技(2教)を指導されたが、その痛さは物凄く痛く、手が痺れ1時間位治らなかった。
合気道という武道の真髄を知った。
それから面白くなり3~4年位は続けて通い、その後忙しく行けない時もありましたが、都合10年ぐらいやり3段を取った。
合気道は日本古来の歴史のある武道で、常に呼吸を合わせ身体を中心にして円を描き、その姿勢と美しさは他の武道にはないものがある様な気がする。

 以前フランスのパリ旅行に行った時、ルーブル美術館近くで友達の奥様がスリにあったので、捕まえて合気道の手首技を掛け財布を取り返した。
犯人はものすごく痛がっていたけど一時的のもので怪我はさせなかったので良かった。
      (写真:合気道小手返しの投げ技)
      
コメント (2)
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