エスカレーターに乗る時、左側はゆっくり行く人、右側は歩いたり走ったり急ぐ人と思っていました。
しかし、奈良に行った時、関西は逆であることを知り、軽いショックを覚えました。
何の根拠もないのに日本中同じだと思い込んでいたのです。
(しかし本当は、歩いたり走ったりしてはいけないそうですが)
エスカレーターと言えば主人の次姉を思い出します。
日本に引き揚げて帰ってきた後、大分の親戚に引き取られていました。
その後公務員の義兄と結婚し、大分に住んでいました。
この姉がはじめてエスカレーターに乗った時の事、つまづいて転んでしまったそうです。
しかしエスカレーターの上では動いてはいけないと思い、上に着くまでそのまんまの姿勢で乗っていたそうです。
また、この姉夫婦が初めて飛行機に乗った時、シートベルトを締めたのはいいのですが、いよいよ東京に着いて降りようとした時、どうしてもシートベルトがはずれません。ひっぱってもねじってもはずれません。
そこで、二人はもぞもぞと座席の上に立ち上がり、またいで降りたのです。
どうしてスチュワーデスか近くの人に聞かなかったのかと主人が聞いたら、「田舎者と思われるのがイヤだった」との事。
「そんなに笑っちょるけど、ほんとに大変だったんでぇ。。。」
この姉も60歳の時乳癌で亡くなり、姉の事が大好きだった義兄も、後を追うようにまもなく癌で亡くなりました。
今もどこかで珍道中を続けているような気がします。(Shizuko記)
しかし、奈良に行った時、関西は逆であることを知り、軽いショックを覚えました。
何の根拠もないのに日本中同じだと思い込んでいたのです。
(しかし本当は、歩いたり走ったりしてはいけないそうですが)
エスカレーターと言えば主人の次姉を思い出します。
日本に引き揚げて帰ってきた後、大分の親戚に引き取られていました。
その後公務員の義兄と結婚し、大分に住んでいました。
この姉がはじめてエスカレーターに乗った時の事、つまづいて転んでしまったそうです。
しかしエスカレーターの上では動いてはいけないと思い、上に着くまでそのまんまの姿勢で乗っていたそうです。
また、この姉夫婦が初めて飛行機に乗った時、シートベルトを締めたのはいいのですが、いよいよ東京に着いて降りようとした時、どうしてもシートベルトがはずれません。ひっぱってもねじってもはずれません。
そこで、二人はもぞもぞと座席の上に立ち上がり、またいで降りたのです。
どうしてスチュワーデスか近くの人に聞かなかったのかと主人が聞いたら、「田舎者と思われるのがイヤだった」との事。
「そんなに笑っちょるけど、ほんとに大変だったんでぇ。。。」
この姉も60歳の時乳癌で亡くなり、姉の事が大好きだった義兄も、後を追うようにまもなく癌で亡くなりました。
今もどこかで珍道中を続けているような気がします。(Shizuko記)