山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

オオエグリシャチホコ

2009年07月14日 | 蝶・蛾類

 いやぁ、今日は暑かったです…たぶん。私は昼間外に出ていないのでよく分かりません。しかし京都市内などは灼熱地獄だったのではと想像しています。明日も同じような天気予報なので、たぶん暑いでしょう。これがまだ後2ヶ月以上続くのかと思うと、ちょっとうんざりです。
 話は変わって、さて今日の一匹目は…。
 神社の参道を歩いていて、燈籠の横を見ると何やら木くずがぶら下がっていました。いや、待てよ…よく見るとやっぱり、だまされるところでした。

2009年7月8日 京都府乙訓郡大山崎町

 砕いた枯れ木のように見えてしまう蛾が交尾していました。
 擬態としては、なかなか完成度の高い蛾ではないでしょうか。私があまり好きでもなかった蛾を撮るようになったのも、この蛾を初めて見たときからです。日本にもこんな擬態をする昆虫が居るんだなぁと、あらためて知らされた次第です。

 上の方の大きいのが、たぶん♀。近付いてみてもまだ何となく木製のように見えてしまいます。

 下の小さいのは、たぶん♂。なかなかしんどそうな交尾ですが、こういうぶら下がりスタイルで交尾する蛾は多いようです。



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