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山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

オオトリノフンダマシ

2008年08月18日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 道ばたのヌルデの葉に居ました。他のトリノフンダマシの仲間に比べると、だいぶ大柄です。

2008年8月15日 大阪府三島郡島本町

 このクモも腹部の模様が動きます。これもアニメにしてみました。

 動くとは言っても、両側の目玉模様の側にある眉毛のような黒い縁取りが動く程度で、よく見ていないと分かりにくいです。


アカイロトリノフンダマシ

2008年08月10日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 今日もとても暑い一日でした。陽の当たるところを歩いているととても疲れます。それでも出掛けてみたのですが、特別行くところもなくて、アカイロトリノフンダマシを見に行ってみることにしました。

2008年8月10日 京都市西京区大原野

 変わっていてきれいなので私の好きなクモのひとつです。そんなに数の多いクモではありません。見に行っても一匹見つかるかどうか程度です。おまけに農家の人が草を刈ってしまうので、探す場所も無くなったりします。
 このクモの変わったところと言えば、近付いたりすると模様がうねうねと動くことです。ビデオでも撮ればよいのですが、持ち合わせがないのでアニメにしてみました。

 表皮が透明で、その下の組織がうごめいているようです。黒い目玉模様は表皮の色のようで動きません。何の必要があって模様を動かすのかはよく分かりません。


シロオビトリノフンダマシ

2008年07月18日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 道ばたのササの葉にくっついてじっとしていました。

2008年7月16日 京都府長岡京市奥海印寺

 脚を縮めていて葉につかまっている様子はないので、ぽろりと落ちてしまいそうに見えるのですが、揺すっても落ちません。

 目立たないように体の下に糸を張って、それにつかまっているようです。


サツマノミダマシ

2008年07月14日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 どこを読んでも書いてあることなので今更ですが、サツマの実(ハゼノキの実)に似ているのでこんな名前が付いたそうです。

2008年7月6日 京都市西京区大原野

 黄緑色の腹部がきれいなクモです。昼間はこうやって葉っぱの陰などに隠れているので分かりませんが、夜には巣を張って獲物を待っているようです。


ニクイロババヤスデ

2008年07月12日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 近所の神社で隅っこの方を歩いていたヤスデです。初めて見るわけではないのですが、とてもでかいので目を引きます。

2008年7月6日 京都府乙訓郡大山崎町

 写真では大きさが実感できないのですが、7~8cmくらいあります。名前を調べるのには少し苦労しましたが、分かってみると何ともけったいな名前を付けられていました。

 色の具合と言い雰囲気と言い、ダンゴムシを長くしたような感じです。滅多に出会うことのないヤスデなので、もう少しじっくり見れば良かったかなぁと後悔しています。


タワシムシ(仮名)

2008年07月09日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 近所の神社に在る橋の手すりには、今頃になると謎の生物が現れます。ときには大発生して、手すりを被うほどになることがあります。しかしほんの2mmほどの小さな生き物なので、恐らく誰も気付かずにいることでしょう。

2008年7月9日 京都府乙訓郡大山崎町

 何となく台所用品のように見えるので、タワシムシと勝手に名付けています。これはまだ子供なのか成虫なのかも分かりません。

 歩き出すと触角なども現れます。どのような脚で歩いているのか気になったので、ひっくり返してみることにしました。細い棒で突いてみたりしたのですが、とても小さいので起きているのかひっくり返っているのか私の目ではよく見えません。カメラのファインダーで確かめながらでしたので思った以上に苦労しました。

 ひっくり返しても起きようとするので、その起きようとしているところです。脚は節ごとに1対有るように見えます。少なくとも昆虫ではありません。何て生き物なのか、心当たりのある方は教えていただければ幸いです。


ゲホウグモ

2008年06月09日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 卯の花に、何やら固まりがぶら下がっていました。

2008年5月28日 京都府長岡京市奥海印寺

 よく見ればクモのようです。しかしいったい、どのようなクモでしょう。こんな風に固まっていてはさっぱり分からないので、少し突いてみました。

 少し驚いたようで、すぐに縮めていた脚を伸ばしました。かなり大きなクモです。腹部は立ったままで、盾にしているように見えます。
 「外法(げほう)」とは仏教から見た異教のことですが、人の髑髏を使った妖術を指すこともあるようです。この腹部がその髑髏に見えたのでしょうか。

 横から見たところです。しっぽの先に近い方に胸部がつながっていて、普通に思い浮かべるクモとはだいぶ印象が違います。

 糸を飛ばしまくっていましたが、巣を作ろうというのではないようです。調べてみると、夕方から円形の巣を張りますが朝には壊してしまうので、昼間には巣を見ることができないそうです。

 糸で玉をこさえて、暇つぶしでしょうか。横ではせっせとハチが働いていました。


ザトウムシの一種

2008年06月01日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 雨上がりに歩いていて、道ばたの薄暗い湿った壁で見付けました。

2008年5月25日 京都府長岡京市奥海印寺

 よく見る脚のやたらと長いザトウムシとは違って脚は短いのですが、胴体はかなりでかいです。

 体つきはやっぱりザトウムシです。