福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

2010年01月01日 | オピニオン
                      穏やかな新年のはじまり
                      身近にあるお気に入りの散歩道
                  鬼怒グリーンパーク・白沢公園そばの遊歩道から


◆新しい年を迎えました。
本年も昨年以上に ご指導ご鞭撻いただけますよう よろしくお願い申しあげます。


◆百年に一度といわれる経済危機・景気後退の嵐に見舞われた昨年。
なんともいえない停滞感と閉そく感。
そして、まだまだ底が見えてこない状態であると思います。

暮らし向きが悪くなったとおっしゃる方が実に多く、残念ながら、私たちの暮らしの安心を100%保障してくれるシステムなんてこの世には存在しないし、国が生活を守ってくれるなんて思い違いの幻(まぼろし)でしかなかったことが良くわかります。

また、何もない平穏な時期に手を打っておくべきであった「セイフティーネットづくり」がいかに重要であったかを痛いほど思い知らされています。

◆そしてそんな時に、経済や生活だけでなく政治にも大変革(政権交代)が起こりました。

このままじゃダメだ。かじを切りなおして将来に希望を持ちたい。
多くの国民の選択でした。
政治の振り子は、大きな力で逆方向に揺り戻されました。
もちろん国民のすべてが政治に救いを求めてのことです。

◆ご指摘いただくとおり、凝り固まった既成概念や旧来の手法・制度を大転換させることは一朝一夕ではかなわず、そこに不慣れさも手伝って、新政権のかじ取りにもどかしさや一抹の不安を感じる場面も確かにありますが、

確実に、市場経済至上主義の弱肉強食型社会が変っていくことだけは間違いのないことと思います。

◆これからストップさせていきたいのは、

 「格差と貧困の拡大」  「高齢者・障がい者への冷たい施策」
 「医療制度の崩壊」   「使い捨てにされる若い労働力」
 「希薄になる地域の連帯」「拍車のかかる少子高齢化」
 「子育て環境の劣悪化」

そのために、無駄の排除と財源の最も有効的な再配分を行い、生活者の視点にたった行政改革を推進することにさらに取り組みたいと思います。


◆何年も前から財政危機が国や地方自治体の大きな課題となっているわけですが、税金・公金の無駄遣いは未だに止まっていないとのご指摘は間違いのないところです。

「公会計(財政)にも企業会計の視点を導入」できないか…。
財政の実態を誰もが分かりやすく公開するための取り組みと無駄遣いの追求に今年は力点を置いて活動していきます。


◆「情報公開」こそが、政治・行政・経済などあらゆる社会のしくみをより良く変えていくための原点です。
そして、国民市民の皆さんが社会参加を進めるための基礎でもあります。

現在の行政の情報公開はまだまだ不十分であると感じています。
税金の使われ方を簡単に把握できて、無駄遣いを抑え、真に生活者のためになる情報公開を求めていきます。

貴重な財源を、本当に必要な人の所へ必要な形でわたるようにすることが政治・行政の役目。
安心できる私たちと子どもたちの未来の生活を築くためにその財源が有効に使われるよう、さらに目配せを怠らぬようにいたします。
 

◆また、PTA活動と地域活動に携わる立場から、「子どもの安全・安心の確保」にも全力を尽くしたいと思います。
子どもたちが安全に学び、遊び、育つためには、環境作りがなによりも大切です。そのために、地域の人々や自治体など社会全体が連携して子どもたちを見守る活動を今年も続けていきます。


◆さらに、少子化に歯止めがかからない今、「女性の労働力の活用」は重要な課題となります。
結婚・出産・育児が女性のい就労の妨げになっては、女性の能力を社会で生かすことが困難になるどころか、少子化にさらに拍車をかけることにつながります。
子育てをしながらも安心して働ける社会環境づくりのためにも運動を続けます。


◆そして高齢化がますます進んでいく中、「介護」は大きな社会全体の問題です。
年老いた将来、安心して介護が受けられるしくみがなければ、老後の不安は無くなりません。
介護が必要であるにもかかわらず行き場が無いなど、介護の現場には様々な問題が起こっています。
分かりづらくて公正さにも疑問が残り、負担の大きい現在の状況を一日でも早く見直して、介護を必要とする方々が安心してサービスを受けられる介護保険制度の構築にも取り組みたいと思います。


◆以上が、今年1年が少しでも良い年になるようにと私が心に期したことです。

今年も、小さくても希望や目標・夢を持ち続けること。
それらを少しづつでも叶える努力を惜しまないこと。
今出来ることを一歩づつでも確実に実行すること。
自分の立場と身分をわきまえて、こつこつと一歩一歩地道に行くこと。

そして常に忘れたくないのが「感謝する心」。

そしてもうひとつ欲張らせていただけるなら、笑顔をいつも忘れないことです。

辛い時や悲しい時こそ、目じりを下げて(すでに大きく下がっている?(^^;))
、口角を上げて笑顔を作ることを忘れず努めようと思います。

◆さて、皆様方にもくれぐれも幸多き1年となりますよう、心からお祈りいたします。


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp