福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

小惑星が あわや地球衝突? 知らないほうが良かった・・・

2010年01月22日 | オピニオン
                          私たちみんなが乗組員
                          奇跡の宇宙船「地球号」…


◆天文に詳しい人はご存じだったのかもしれませんが、

地球小惑星のひとつが、あやうく地球に衝突しそうだった…、なんて、
私は全く知りませんでした (たまに お月さまや星座を眺めるくらいなものですから)。

これは 1週間前の 日本時間1月13日午後9時46分のこと、
聞いたところでは、直径15m前後の小惑星が、地表から約12万キロのところをかすめて通過したとのことです。

約12万キロ… といわれてもピンときませんけど、
地球と月の距離の約3分の1のところだそうです (これで何やら近そうに思えます)。

◆今回の小惑星の地球接近が米航空宇宙局(NASA)系列の研究所で発見され、世界に向け発表されたのが なんとたった2日前の 1月11日だったそうで、
世界レベルで対応を話し合う時間さえ無く、指をくわえて ただなすがまま だったとか…。

やっぱり宇宙は恐るべし。

今の人類には、何が飛来してくるのかはもちろん、地球に衝突するのかしないのか も完全に把握することは困難であることが今回の一件でよく分かります。

「この程度の規模の小惑星ならば、万が一地球に衝突してもまず大きな被害にはならない。おそらく、地表に到達する前に燃え尽きてしまうだろう。」

といったコメントもありますが、

「お・そ・ら・く 大きな被害にはならない…」の「おそらく…」がとっても不安。


◆今から19年後の2029年には、やはり「アポフィス」という直径400mクラスの小惑星が地球に大接近する予定だそうですが (その年の4月13日(金曜日)ということまで確定しているそうで凄いです)、

「地球と衝突する」いや「衝突しない」と、報道が2転3転して…、
結局今のところは「衝突は回避される」といったところで落ち着いているようです。

でも、その際に通過するのが、地表から約3万キロの地点だそうで、
地球のまわりに無数に打ち上げられている「人工衛星との接触」が避けられず、その衝突の影響で軌道が変わって、その次の大接近 (2036年といわれていますが)の時は地球と衝突する確率がさらに上昇するとまでいわれているそうで、真剣に対応に取り組み始める国もでてきているそうです。

◆近い将来、映画 「アルマゲドン」 さながら、人類も衝突を未然に防止するための一致団結した対策を練らないといけなくなるかもしれません。

人類存亡の危機に、いがみ合いや戦争なんてやっている場合じゃありませんネ。



 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp