福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

西原どんど焼 みんなで作ろう 地域の パワースポット

2010年01月17日 | 活動報告
                        今年の点火時刻は 午後4時です


◆こよみの上では おととい1月15日が 「小正月(こしょうがつ)」。

「松の内」が7日までで、「七草がゆ」を食べて「鏡割り」をやって、
それでも正月気分がなんとなく続きますが、それでも「小正月」をもって お正月行事のすべて終えて、

あとの暮しは 通常のモードに戻しましょう… 
ということらしいので、いわゆる 生活の節目の日が「小正月」です。

◆土地土地で いろいろなお正月の行事があると思いますが、

私の地元 宇都宮市西原地区では、お正月の地域行事として恒例の「どんど焼き」を本日行います。

「どんど焼き」というのは、1年の五穀豊穣と無病息災を祈って、お世話になった神様を焚きあげて天空にお戻しし また新たな神様をお呼びする儀式であるともいわれ、
「火祭り」と呼ぶ地方もあるようです。

本来 小正月の15日の夜に行うのが正しいそうですけど、
西原ではなるべく大勢の人たち、特に子どもたちに参加してもらおうと、毎年直近の日曜日に行います。

主催は西原地域コミュニティー協議会。
会場は西原小学校の校庭です。


◆子どもたちには 地域行事への参加や奉仕活動などを通じて、共同・協力の心と郷土愛を育んでほしい。
そして、おとなたちは さらに豊かに 地域の人間関係を築いて、安全で安心で住みやすいまちづくりを。

◆当日の朝から、子どもたちが各家庭を一軒一軒まわって しめ縄やお供えを集めます。

地域の方とPTAと子ども達とが一緒になって、上新粉に色をつけて5色の「まゆ玉」をつくり、前日に切り出してきたミズキの枝につけていきます。

また、炊き出し班が、豚汁、焼きそば、甘酒を約600食ほど用意。

そして、集められたお正月飾りやお供え物は、中学生のボランティア組織である「西原YCC(西原ヤングコミュニチィ)」が不燃物を丁寧に取り除く作業を行ったあとで、校庭の中央に男性陣がうず高く積み上げていきます。

まゆ玉を作ったり配ったり、あま酒やら豚汁やら焼きそばやら おつまみの準備にと、
地域の老若男女が朝早くから夜まで ワイワイと賑やかにお祭りします。

最後に、どんど焼きの火の始末を、消防第二分団の皆さんにお世話になって。


◆今は 焚き火ですら害になるとか言われて なかなかできない時代。
「どんど焼き」を行うところは どんどん減ってきていると思います、
ことさら、市街地のほぼ中心部で行う西原の「どんど焼」は いまどき珍しい風物詩になりました。

さて、今年も盛大に火を焚いて「パワースポット」を作りたいと思います。

皆さんのところでも お供え物や去年使ったお守りなどで お焚き上げしたいものがありましたら、ぜひお持ちよりください。



 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp