福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

自然や命への想い・理解を深めていきたい ~ 「ざぶん賞・展・楽」が開催されます

2008年01月12日 | 活動報告
             野崎真由さん(小学校6年)の作文と 西のぼるさん(挿絵画家)の絵による
             昨年の「ざぶん準大賞受賞作品」です
        家族旅行で訪れた沖縄の海の感動と環境保護の大切さを子どもの視点で訴えています


「水」を通じて命や自然の大切さを考える…「ざぶん賞」事業をご存知でしょうか?
ざぶんプロジェクトによる「ざぶん展」「ざぶん楽」が県総合文化センターにて開催されています。

「ざぶん賞」は、子どもたちが感じて書いた生命の源である海や水・自然に関する作文を題材に、大人たち(挿画・工芸関係のアーティストなど)が装絵・額装などの手を加えて、世界でひとつだけの新しい芸術作品にしてお返しするというプロジェクトです。
子どもたちが波をおこし、送られた大人たちがそれを受け止め返す…世代間のキャッチボールです。

事業は、環境保全やモラル(道徳心)の涵養に賛同するNPOや文化人・企業の方々のボランティア活動に、関係する行政・自治体が協力する形で運営されています。
実行委員会会長は、ジャーナリストの筑紫哲也さんです。

私と「ざぶん賞」の出会いは、市民活動サポートセンターを拠点に「宇都宮を住んで楽しい街にしよう!」と題して行われている市民活動家の皆様(「みや市民ネットワーク」)との集まりからでした。

便利さを追求する生活環境の人工化で、自然に接する機会が年々減少する私たちの生活。子どもたちは、私たち親世代が知る自然環境を経験しないまま成長していきます。
心優しさや他を大切にする心、自立の心などが希薄化するのも、「自然の恵みや命の大切さに触れて知る機会に恵まれないから」などといった未来を担う子どもたちの問題も、こうした事業が隆盛することで一人でも多くの方々に関心を持って改めて考えていただけたらと思います。

この世にはお金に代えられないものがある。何よりも大切なものは豊な心。
世代を超えて自然や命への想い・理解を深めていくため、微力ながら運動拡大のお手伝いをさせていただこうと考えています。

お時間のある方は、この機会に「ざぶん賞」に触れてみてはいかがでしょうか。

○表彰式、ざぶん楽
 *作品朗読や箏演奏、創作ダンス披露など
 日時:2008年1月12日(土)14:00~
 場所:栃木県総合文化センター(宇都宮市本町)メインホール

○ざぶん展2007宇都宮展
 日時:2008年1月12日(土)~16日(水)
 場所:同センター 第2、第3ギャラリー

○入場無料です


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp 

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