福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

「たばこポイ捨て条例」への取り組み 行政調査で札幌市へ

2008年01月23日 | 活動報告
                   札幌市環境事業部で 経過説明を受ける様子です



「みんなで自分たちの街をきれいにしよう!」
安全、安心、きれいで快適に生活できるまちを実現するため、たばこの吸殻や空き缶などの「ポイ捨てを防止」するための実効性ある取り組みが、大都市を中心として全国的な広まりを見せています。

宇都宮市でも、今年6月議会での条例案上程を目標に、路上喫煙を禁止する条例を制定する方向で議論が進められています。
背景は、市の世論調査で、禁止を望む声が圧倒的多数(94%)を占めていたことによるもの。
民主市民連合のメンバーで、顕著な効果を挙げているとの評価の高い札幌市を訪れて、有意義な情報収集・意見交換ができました。

宇都宮市では、昨年11月に、学識経験者、公募委員などで構成する「懇談会」が設置されて、私も委員の一人に任じられました。

今年の春までに数回の会合を開いて、路上喫煙の規制方法、具体的な罰則の内容や規制区域の選定などについて意見交換して、条例案の骨子をまとめる作業に就いています。

先進自治体の例に倣って、違反者には2000円程度の過料も視野に入れながら、
「宇都宮市路上喫煙による被害の防止に関する条例(仮称)」と銘打って、中心市街地に喫煙禁止エリアを指定して、
すでにある「ポイ捨て禁止条例(市飲料容器等散乱防止条例)」の改正も併せて行って、
空き缶や、たばこの吸い殻、ガムなどのポイ捨てにも過料を課す方向で議論がなされています。

マナーの欠落からか、心無い人による たばこや空き缶等のポイ捨てが依然としてなくならない状況にあります。
とても残念ですが、健康被害やポイ捨てによる地域の環境問題、歩行中のやけどや衣服の焦げなどの不安や被害など、様々な問題が取り沙汰されています。

街の美化や健康・安全などの観点から、懇談会やパブリックコメントなど多くの方々の意見聴取を慎重に行ったうえで、全市一丸となって取り組む時期にあると考えています。


 「福田ちえ」ホームページ http://www.f-chie.jp 

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