◆某生命保険会社が調査した結果だそうですが、
2009年生まれの子どもの名前のトップは、
男の子が、
漢字では「大翔くん」、
読み方では「ハルトくん」「ユウトくん」「ユウキくん」で、
女の子が、
漢字では「陽菜ちゃん」、
読み方では「ユナちゃん」「メイちゃん」「ミオちゃん」だそうです。
「大翔くん」は2007年から3年連続で4回目の第1位、
「陽菜ちゃん」は2年連続で5回目の第1位。
どちらも根強い人気で、ちょっとしたブームと言えそうです。
◆かつて男女ペアで複数年連続で1位になった名前は、
「翔太くん」と「愛ちゃん」のペアで、
言われてみるとなるほどそんな時代があったなぁと思いますが、今から約20年も前のことだそうです。
◆子どもの名前に込める親の思いはいつの世も同じ。
「大翔くん」= 「明るい未来に向け、大空を高く飛翔するかのごとく生きてほしい」
「陽菜ちゃん」= 「明るい未来に向け、伸び伸びすくすくと成長してほしい」
長引く不況と未来に希望を持ちづらい世の中に生を受け、世間の荒波を渡っていく子どもたちの将来に、
「どうか幸せになって欲しい」の願いを込めて…。
◆2009年といえば、なんといっても戦後初めて単独過半数での政権交代が実現した年。
過去に政権交代があった年の、子どもの名前のトップはというと、
細川非自民連立政権発足の1993年に、
男の子は「翔太」くん、女の子は「美咲」ちゃん
だったそうです。
奇遇でしょうか、
昨年の男の子トップにも「翔」の字があり、また「美咲ちゃん」は女の子の名前で昨年第2位の人気だったことを考えると、
社会の転換と日本の明るい未来を願う皆さんの 共通した思いを感じてしまいます。
命名と世相。興味深いですネ。
宇都宮市議会議員 福田ちえ http://f-chie.jp