島国ニッポンの山国から

地球温暖化、クルマ社会の諸問題、時評、街作り提言などを島国の中の四方を山で囲まれた山形盆地からのつぶやき

電気ジャンボ機が飛翔する時代は来るか?

2010-01-18 21:25:10 | 地球温暖化
 地球温暖化防止ということで、電気自動車の開発が盛んである。
 ガソリン車などと比べて部品もずっと少なく、しかも構造も至ってシンプルなため電気自動車の組み立て生産は零細企業の工場(「こうじょう」ではなく「こうば」)でも可能なため、電気自動車の開発に参入する企業は一気に増えそうである。
 従来は走行距離に限度があり、長距離利用や高速走行には不向きだと考えられてきたが、最近の技術開発により、長距離利用や高速走行の双方とも可能に近づいているという。
 そればかりでなく、わずかな電力使用量で長距離を走れるようになったから、ガソリン車におけるガソリン代と比べても電気料金もはるかに低額で同じ距離の走行が可能なのだという。
 例えば300円の電気料金で300km走行できるのだとまで言う技術者も居る。
 こんなに日進月歩で電気自動車とリチウムなどによる電池の開発が目覚しくなっているのなら、そのうちジャンボジェット機に代わって、電気ジャンボ機が地球を一周する日もそう遠くないことになりそうである。
 でも、その電力源はどこから供給されるのだろうか。
 発電所からの電力はほとんどが電気飛行機と電気自動車で占められ、冬の電気コタツは家庭の主婦による手動式または自転車型発電機の稼動から供給されることになるかもしれない。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
地球温暖化 (雪月花)
2010-01-20 22:10:19
 最近、「ブラジルの経済成長」について考える。1956年4月18日、ジェセリーノ・クビチョク大統領は、ブラジルの首都をリオ・デ・ジャネイロから中央高原に遷し、そこにブラジリアと呼ぶ新首都を建設することにした。何も無い所に新都市を造ったのだ。日本国土が何個かすっぽりと入ってしまう広大なアマゾンのジャングル、ピラニアや2mのミミズがいる所だ。貧富差が大のブラジル。サッカー&リオのカーニバルなどで有名であるが、2016年にリオでのオリンピック開催が決定したが、建設ラッシュ等で地球温暖化が加速されるのではないか?と危惧する。中国での万博もそうだが、果てしなく、地球は汚染化して行くのではないだろうか?いまや、発展途上国の発展が一番恐ろしいのです。
 開高健著「オーパ!」(集英社文庫)を読んでつくづく思いました。
返信する
地球温暖化(2) (雪月花)
2010-01-21 11:40:25
開高健著「オーパ!」(集英社文庫)を読んで、即、地球温暖化防止・自然破壊を考えました。作者が30年程前にそれを危惧し、最後の楽園「アマゾン」に臨んだのでしょう。それは、ブラジルの首都を半世紀前にリオからブラジリアに遷した時から始まったのだ、と過言では無いと思います。その後、地球は自然破壊の泥沼に入っているのです。作者は20年前に亡くなりましたが、中国では北京五輪から上海万博と建設ラッシュで、経済成長の名の下に自然破壊の真っ只中にあります。さらに、作者が現地取材したブラジルでは、2016年のリオ五輪開催が決定し、更に自然破壊に拍車がかかるのは何かの因縁かも知れません。この「オーパ!」こそ、我々の教科書として熟読し、世界の自然破壊から防止・脱却する最後の機会かと考えます。
返信する
地球温暖化 (かけだしカメラマン)
2010-01-21 12:20:06
 私は最近、趣味で写真を撮り始めた者です。昨20日に山形美術館「土門拳の昭和」を観てきました。学徒動員、戦中戦後の人々の生活、ヒロシマ、筑豊の子供等を捉えたその写真は、心にジンと沁みました。出征の祝賀会での母親の表情には涙を抑えることが出来ませんでした。これからは、写真をどう如何に撮るか、撮らねばならないかを、教えられました。
 社会の中で人間の発言力を如何に捉えて行くか、それを写真に撮っていかねば、と感じました。子孫に良い環境を・自然を残して行かねばならない義務を我々は持っているのです。
 近時、年齢を重ねるごとに、少しずつ人間らしくなって行かねばと、今迄の無駄な生活を反省し始めたところです。
 地球温暖化・自然破壊防止、建物保存などのテーマの写真をも考えて行きたいと思います。
返信する
環境とクルマ (ブログ主)
2010-02-03 00:34:56
雪中花さま、かけだしカメラマン様
コメントありがとうございます。
ともに環境の悪化にたいへん憂いを持っておられることにご同慶の至りです。
でも、全世界的に見ても、「クルマ」の激増こそが最も地球環境にとって脅威であることを私は強調したいのです。
それゆえ、私はクルマを所有しておりません。
たばこや酒を止められた人もなかなかクルマを手放すことは困難なようですし、どんな厳しい修行に耐えた宗教者すらクルマの魅力には勝てないようで、せいぜい“エコドライブ”程度しかやっていないのが現状のようです。
返信する