島国ニッポンの山国から

地球温暖化、クルマ社会の諸問題、時評、街作り提言などを島国の中の四方を山で囲まれた山形盆地からのつぶやき

裁判官の生命が第一

2012-09-27 04:10:16 | 時評
 我が山形の中心街にこのようなアート性ゼロの建物がある。
 もともとこの建物には「アート性」などほとんど感じられなかったが、数年前に「耐震補強」の工事が施されて、ご覧のようにますます武骨この上ない外観に変貌してしまったのである。
 この建物は山形地方裁判所であるが、山形盆地にも活断層があるということで、急遽国家予算で耐震補強工事が進められたのであろう。
 学校などの公共施設でも耐震工事が推進されているが、何年か後には街中がこのような武骨な建物だけで溢れかえることになるのであろうか。
 ああ、やはり「世も末」である。確かに再三巨大地震の恐れもあるのだが、それにしても・・・。
「国民の生活が第一」という新しい政党もあるが、「裁判官の生命も第一」なのかもしれない。


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