写真は11月5日から「社会実験」として開通した山形市中心街の自転車レーンと車道の模様であるが、ご覧のとおり自転車レーンには自転車の姿はごく僅かで、車道には途切れのない車列が数珠つなぎの状態である。
地球温暖化対策のためのCOP15コペンハーゲン会議は先進諸国と途上国(二酸化炭素の最大の排出国の中国も途上国の一員を自称している)とのせめぎ合いのため膠着状態にあるが、途上国側は先進諸国の温室効果ガスの削減目標をアタマから信用していないようだ。
とりわけ日本の25%削減の“公約”については途上国側だけでなく、この小生も信頼に値するものではないと確信している。
その何よりの根拠がこの写真である。
地球温暖化対策のための京都会議以降10年以上も「地球環境の危機」が叫ばれ、現実に異常気象の頻発などになって目の前に現れていながら、多くの日本人は「地球温暖化なんぞどこ吹く風」とばかりにクルマを不要不急でも乗り回している姿がまさにこの写真に表れているのである。
民主党政権はようやっとガソリン税などの暫定税率の撤廃は無理と判断したようだが、その理由も地球温暖化対策のためではなく、税収の確保というお粗末な理由によるものである。しかもCOP15コペンハーゲン会議のさ中だというのにである。
写真の自転車レーンの設置の動機も似たようなもので、自転車利用推進こそが地球温暖化抑制策の象徴として自転車レーンが設置されたわけではなく、歩道を走る自転車を危険視する「自転車悪玉論」が主たる動機のようだからである。
これでは自転車レーンを走る自転車の姿が増えるわけがない。
高校生以外の一般成人の間でも自転車の利用が激増し、クルマの姿が大幅に減った様子を世界に示さない限り途上国は納得しないであろう。レジ袋を減らしたくらいでは途上国には「先進国の二酸化炭素削減努力」が見えないのである。
◆過去の記事をも併せて閲覧くだされたし!
地球温暖化対策のためのCOP15コペンハーゲン会議は先進諸国と途上国(二酸化炭素の最大の排出国の中国も途上国の一員を自称している)とのせめぎ合いのため膠着状態にあるが、途上国側は先進諸国の温室効果ガスの削減目標をアタマから信用していないようだ。
とりわけ日本の25%削減の“公約”については途上国側だけでなく、この小生も信頼に値するものではないと確信している。
その何よりの根拠がこの写真である。
地球温暖化対策のための京都会議以降10年以上も「地球環境の危機」が叫ばれ、現実に異常気象の頻発などになって目の前に現れていながら、多くの日本人は「地球温暖化なんぞどこ吹く風」とばかりにクルマを不要不急でも乗り回している姿がまさにこの写真に表れているのである。
民主党政権はようやっとガソリン税などの暫定税率の撤廃は無理と判断したようだが、その理由も地球温暖化対策のためではなく、税収の確保というお粗末な理由によるものである。しかもCOP15コペンハーゲン会議のさ中だというのにである。
写真の自転車レーンの設置の動機も似たようなもので、自転車利用推進こそが地球温暖化抑制策の象徴として自転車レーンが設置されたわけではなく、歩道を走る自転車を危険視する「自転車悪玉論」が主たる動機のようだからである。
これでは自転車レーンを走る自転車の姿が増えるわけがない。
高校生以外の一般成人の間でも自転車の利用が激増し、クルマの姿が大幅に減った様子を世界に示さない限り途上国は納得しないであろう。レジ袋を減らしたくらいでは途上国には「先進国の二酸化炭素削減努力」が見えないのである。
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