天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

椎根津彦(しいねつひこ)神社

2019年04月11日 | 豊の国


大分市佐賀関町神山の里人たちが、紀元前659年倭国造となった椎根津彦を祀る神社。武位起命、稲飯命、祥持姫命、稚草根命を合祀。



神社は下浦を向いています。



黒砂·真砂姉妹のビシャゴ岩

 

黒が浜 白が浜

日本書紀に曲浦(わだのうら)で魚釣するところを椎の棹を授けて御船に引き入れ、名を珍彦(うづひこ)から椎根津彦に改めさせたとあり、古事記には亀の甲羅の上に乗っていたのを椎の棹をさし渡し御船に引き入れて槁根津日子の名を賜ったとあります。曲浦での水先案内の功労から、倭国造に。



海原や青海原
海道(うみつぢ)の導きや 早 槁根津日子
速吸の水門(みと)になも その珍彦

亀の甲に搖られて 潮の瀬に搖られて
かぶりかうぶり海(あま)の子 棹やらな 附いまゐれ
波かぶりかぶるに み船へと移らせ 名をのれ 早早
み船へまゐ出いづるは 臣(やつ)こぞとそれまをす
国つ神と這ひこごむ
潮みづく国つ神 海豚の眼見よな
遠眼、鋭眼、慧(さか)しな 羽ぶり羽ぶりおもしろ 〜北原白秋 海道東征 第五章 速吸と菟狭 その一より

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