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天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

愛染明王

2013年10月01日 | 不易
「明」は、知識、学問。

三世三界中 一切無能越 此名金剛王 頂中最勝名 金剛薩埵定 一切諸佛母

能滅無量罪 能生無量福

金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経 愛染王品第五

重文・両頭愛染曼荼羅図 金剛峯寺


天弓愛染明王


二十六夜の月は、午前2時頃、両側の尖ったように明るい部分が別々に勢至菩薩と観音菩薩のように現れ、真ん中に阿弥陀如来が浮かび上がります。出きった二十六夜月は、天から弓をひく愛染明王。愛色に染まった弓月は、細く謙虚に夜空を照らさず、周りの星たちをたくさん輝かせます。


二十六夜待ちのご本尊、愛染明王。源頼朝、お市の方、直江兼続などが念持仏にしています。兼続は東雲に愛の兜で義を貫きました。直江兼続は、謙信の養子、景勝に仕え、謙信から「義」を学び、側室をとるのが当たり前の世に、生涯一人の妻を愛しました。