とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

おいにい2~ん 嗚呼、香港編

2006年02月02日 23時45分47秒 | ワンフー日記
とんねるちゃんのオールナイトニッポンを聞いていた頃は、わたしは受験生。しかも汽車通学(電車じゃないですよ、単線の汽車!)だったから朝6時くらいに起きなきゃいけないにもかかわらず、タカさんの「ねろ!」まできっちり聞いていました。いまかんがえれば、録音して翌日聞けばよかったものを・・・

それだけ熱中して聞いていたわりには、内容をあんまりおぼえてないわたしですが(汗)、ノリさんの「香港事件」はなぜかおぼえていました。

成田へパスポートを忘れて行き、いったん自宅に取りに戻って次の便で香港へ。しかし到着してみたらなんとパスポートが期限切れ、そのままUターンして帰国したという、『ターミナル』のトム・ハンクスもびっくりの体験(笑)。

ノリさんには悪いけど、笑わせてもらっちゃいました。

しかし『おいにい』はやはりハガキ職人が主役。はなひろさんもコメントしてくれましたけど、常連職人たちのペンネーム、心に残ってますよ。

メガトン成澤、オガワタケシ、小川浩之と値ふだ変え吉野CPO連合、サイキックソルジャー山口、エンジン・池山、うんこ山本・・・きっとみなさんの思い出のハガキ職人さんもいらっしゃることでしょう。

ANNの各コーナーも、かっこよかったなあ。
たとえば「ニュープアー」。

「くずすとすぐに使っちゃうような気がするよ」などといって、千円札を百円玉10枚にくずすのを異常に恐れるオレ。 (サイキックソルジャー山口)


たとえば「何でもベスト5」。

よくいる小学生ベスト5 
くつひもが切れると、「ふ、不吉な」とつぶやき、仲間の安否を気づかう小学生 (イースター茂合(もあい))


読み返すと、「直で経由!」が好きだったのを思い出しました。スタッフいじりネタですね。ちょっと長いんだけど、おもしろいから、書いちゃおう(笑)

ザ・ベストテンに挑戦状を叩き付けた男、港浩一。それはわかっている、わかっているけど、浩一が高飛車に書いた本。
『お前らの意見を聞くぐらいなら、この中途半端な長髪を切ってやる』 (ナイジェル平谷)


タカさんノリさんの読み方がまたうまいから、さらにおもしろかったんだよね(笑)。

ところで、サイキックソルジャー山口さんがなんとサイトとブログを運営されてらっしゃいます。その名もサイキックソルジャー山口(P.S.Y)のおいにい3。ANN年表や作品集、とんねるずの一言集など、マニアックな内容!以前、掲示板で一度だけごあいさつしたことがあります。ラジオでいつも聞いていた常連さんと直でやりとりできるなんて、ええ時代やなあ・・・ビバ、ハイテク!


それにしてもさびしいのは、しばしばネタにされながら、いつもひときわ大きな笑い声で場をもりあげていた愛すべき作家・吉野晃章さんが、2004年の春に亡くなられたことです。彼が生み出した名作と、そしてANNに寄せられた、おそらく日本で最も知的でいちばんおもしろかったネタの数々の中に、吉野さんは生き続けています。あらためてご冥福をお祈り申し上げます。






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