とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

イッテQが好き

2011年04月24日 22時31分51秒 | 日本的笑世界

「おかげでした」以外、めっきりテレビ・バラエティを見なくなりました。

おもしろいな~と思っても、2、3週見逃してるうちにもう番組終了してたり、また似たような番組ができててこんがらがったり、いろいろです。

毎週できるだけ欠かさず見ているのは、「した」以外では「ゴッドタン」と「イッテQ」くらいかな?
(関西ローカルでは「ビーバップハイヒール」「探偵ナイトスクープ」「マヨブラジオ」「土曜はダメよ」「笑い飯・千鳥の舌x4」とかは見てます)

特に「イッテQ」は、作り手のセンスの良さをびしばし感じるし、毎回大爆笑させてもらってます。

編集がおもしろいんですよね。世界の一般家庭にお泊まりさせてもらって最後は鼻水ぼろぼろで号泣する芸人さん(すいません、お名前がわからない)のコーナーなんて、何日も泊まっていろんなことに挑戦したりしてるのに、ぜんぶ静止画でつづられちゃうんだから、たまったもんじゃない(笑)はじめて見たときは「斬新やな~」と感心しました。

ナレーションも可笑しい。「おかげです」のナレーションをしていた戸谷公次さんをちょっとほうふつとさせるような渋い声質だし、ナレーション台本がこれまたすっとんきょうで笑えるんだよね。ナレーションがツッコミ役をするのは最近のバラエティのひとつのトレンドになってると思うけど、「イッテQ」はそれがばっちりハマってる感じです。

さらには、登場する一般外国人のみなさんが、すごいいいキャラしてる。いつもふしぎに思うんだけど、イモトさんとか宮川大輔さんって、言葉がぜんぜん通じないのに完璧にコミュニケーションとれてる。なんなんですかね、あれって。動物的本能?(笑)

外国人のみなさんがおもしろく見えるのは、アフレコの妙もあるんですね。
声優さんのチョイスが、絶妙なんだよなあ。

毎年恒例ウッチャンのお祭り男シリーズがすごい好きなんだけど、今年のお正月SPではやってたんですかね?今年は「スポーツ王は俺だ」と重なっちゃったんで、見なかったんだけど。

イッテQに関して、もひとつふしぎなことが。
不景気のために制作費の不足がさけばれてる昨今のテレビ業界にあって、なぜこの番組は、毎週毎週タレントさんたち(+スタッフ)を海外ロケに行かせることができるんでしょうか?

いったいどういうからくりなのか、すごく知りたいです。
航空会社とタイアップしてるわけでもないみたいだしなあ(おかげでしたのロケでは「ありがとう、JAL!」をわざとらしく連呼するのがおもしろくて、対照的)。

ひょっとして、マイレージためまくってるとか?どんどん海外ロケに行けばマイレージがたまり、それを使ってまた別のロケへ、っていう寸法?いやまさか、そんなバックパッカーみたいな方法じゃないよね・・・

今回の震災で、民放各局も莫大な損害が出ることになる、というニュースも、最近ちらっと耳にしました。震災発生当初にスポンサーがCMを自粛したために、広告収入が大幅減になるんだとか。やむをえないことですが、テレビ局にとってはまだまだ氷河期がつづきそうです。

話が変わるけど、海外ロケといえば、おかげでしたの「31周年2人旅」の時は、よ~く見ると現地スペインのスタッフを使ってましたよね。あれは、ひょっとして、制作費節約のため?現地で雇うほうが、日本のスタッフを連れていくより安くあがるとか、そういうことなんでしょうか。

テレビのスタッフって、どこの国でもおなじような雰囲気出すんだな~って、あの放送のとき思いました。音声さんは、いかにも音声さんっぽいし、カメラに映りこみそうになったらみんなさーっと逃げるし。おもしろいですね。

とんねるずも長年がんばってきたし、イッテQ方式を採用して、海外ロケにもばんばん行ったらいいのにね(できればまた2人旅も♪)。









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